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三題噺・・5日目・・・The Mark Four

今日のお題は Mymble さんから頂いた「桜餅、水虫、資本主義です」。

となりゃ、この人に登場してもらわなきゃなるめえ。









寅さん:「さくら~、もち 論、俺が悪いよ~だからといって、何もそこまで言うこたあねえだろう。たった一人の可愛い妹に幸せになってもらいてえばっかりに、文句のひとつもたれたんでえ。また旅に出らあ~」

さくら:「お兄ちゃん、股旅稼業じゃないわよね。疲れたらいつでも帰ってきていいんだからね。ここがお兄ちゃんのおウチなんだから」


             終





映画が終わる。

切ない気持ちで映画館を出たら、気分は寅さんだ。

寅さんの性格はおせっかいなことだ。


路地奥の電信柱の陰に、労働者風の青年がぽつんと佇んでいる。

寅さんになりきっているので、おせっかいにも声をかけた。

ボク:「おい、青年、どうしたい~不景気な面(つら)して」

青年はボクを 見ず、無視 してじっとあらぬところを見ている。

ボク:「見りゃあ、飯も食えずに腹を空かしてるんだろう。来な~食わせてやるよ」


青年はたった今ボクに気づいたかのようにびっくりしてボクを見、それからいきなり土下座した。

青年:「お見それいたしました。拙者、忍者でありまして、忍遁の術で身を隠していたのですが、ぱっと見破るなんて、きっと名のある忍術使いですね。
お師匠様、お願いです。弟子入りさせてください」

お師匠様といわれて悪い気はしない。

2つ返事で承諾した。


忍者と称するだけあって、青年は実に身が軽かった。

お屋敷の塀を軽々と飛び越え、音も立てずに雨戸をするすると開けて中に入るや、ものの数分で帰ってくるのだ。

そして手にした財布からお金を取り出し、「お師匠様、今月の月謝でございます」と言ってボクに差し出すのだった。


ボクには、お金が手に入ると博打を打ちたくなるという悪いクセがあった。

近くの賭場に入ったら、懐かしい顔が壺を振っている。

あっ、緋牡丹のお竜さんじゃねえか~































何を隠そう~その昔、ボクとお竜さんは恋仲だったのだ。

止むに止まれぬ事情で別れたけど。


何年かぶりで会ったお竜さんにボクの恋心は再び燃え上がったので、なあ~お竜、今度こそ所帯を持って幸せに暮らそうじゃないか。

駅で待ってるからね~しがらみのない遠いところへ一緒に行こう~

そう硬く約束して、ボクは駅へ急いだ。


電車が来る~彼女は来ない。

電車が来る~彼女は来ない。

電車が来る~彼女は来ない。

電車が来る~彼女は来ない。



電車が4本過(しほんしゅ)ぎた~

彼女は来ない~

こうしてボクの恋はまたまたハートブレイクだったのだ(泣)










今日の音楽は、もうお分かりですね。。

プレスリーでハート・ブレイク・ホテルです。




な、わけないだろう~ I'm leaving you~とお別れの言葉を残していきたいので Mark Four - I'm Leaving です。

60年代ビートバンドの再評価が始まったごく初期に再発見され、今ではすっかり有名になった Creation の前進バンドです。

63年から66年までこの名前で活動し、4枚残したシングルのうちの65年の3枚目、B面曲です。














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コメント

No title

きゃ~ははははは!(((*≧艸≦)ププッ
4本しゅぎたー(笑)
どうやったら、思いつくんですかぁ?!

このシリーズたのしぃーです。

ところで…
水虫はどこでしょう?
ごめんなさい、探せませんでした。
( TДT)

No title

ややや('∀`) 結構甘く悲しいストーリーじゃない(笑)
緋牡丹博徒のおねーちゃんまで登場とは!
私も水虫がドコなのか何度読んでもわからないわ(^_^;)
Mark Fourのメンバーが水虫で有名とか(笑)
Creationも好きだけどこっちもビートが効いててカッコイイわよね♪

No title

addisonさん、ボクを「見ず、無視」して~です(笑)

4本しゅぎた~、気に入ったみたいですね。

ナイス有難うごございます~

No title

joeyさん、甘く悲しいボクの本質を見せてしまったかな~
お竜さんは上の世代のヒロインだったけど、ボクも結構好きなんですよ~(笑)
学生時代、名画座をを訪ねて観てました。

あれじょ~いさんも「水虫」が分からなかった??

ボクを「見ず、無視」して~です(笑)

可哀そうな Eddie Phillips~!
あんなこといわれてるよ~

このバンドは、改名前も改名後もかっこいいですよね。

ナイス有難うございます~

No title

こんばんはーーーー!

素晴らしいですな!

流石です!僕は分かりましたよー!
んー、向かうとこ敵なしですね(笑)
すげぇーーな!

4本過ぎー。とは、なんたる頭の柔らかさ!!よっ!桂歌丸師匠!!

ちょっとサイケなバンドですね!悪くないですよ!

No title

今晩は(^o^)


す、凄い。

これは既にアヴァンギャルドの域に
来てますねw
(;´∀`)

No title

umeさん、いやいや無敵じゃないですよ~いくらなんでも褒め過ぎだっちゅうの~(笑)
霧笛が~♪ 俺を~♪ 待っている~♪
知ってるかな??
赤木圭一郎だけど(笑)

ジミー・ペイジで有名になった、ギター絃をバイオリンの弓で弾く奏法、最初に演ったのがこのバンド(後進のクリエイション時代)なんです。

ウメさんのお題は明日アップしますからね~

ナイス有難うございます~

No title

小僧(GW期間限定)さん、アヴァンギャルドか~嬉しい事を言ってくれますねえ~
これでギャルドもが押し寄せてくれたらもっと売れしいんだけど(笑)

ナイス有難うございます~

No title

緋牡丹のお竜さんめっちゃカッコイイですね~今の世ではあまり見られない美しさです^^

音楽もナイス!

No title

ゴールドさん、富士純子。寺島しのぶのお母さんです。
綺麗だよねえ~
こういうタイプの音楽は好きでしょう~

ナイス有難うございます~

No title

面白いなぁコレ 言葉を探しながら読む( ̄Д ̄)
今日もうまくいきましたね旦那

じむこボキャブラリーないからコレできそうにない・・・

No title

じむこさん駄洒落って瞬間芸だからね。
お題をもらったときにほとんど出来ちゃうんですよ。

明日はウメさんのお題が再登場します~もちろん違うお題だけど。

ナイス有難うございます~

No title

おはようございます!

寅さん!(・∀・)ノ

今回は黄昏れ時の海をゆっくり眺めたくなるようなお話♪
そにしても緋牡丹のお竜さんってお綺麗な方なんですね。
あ~♪なんとも甘く切ない気持ちにさせられました(笑)

Mark Four!

クリエイションは名前は知ってたんですが、彼らはその
前身バンドだったんですね。この楽曲は以前に紹介して
頂いたコンピで聴いてました♪そう思うと彼らはかなり
新しい音を既に鳴らしてたんですね。カッコイイです♪(・∀・)ゞ

No title

ぶーさん、娘さんの寺嶋しのぶよりもお母さんの藤純子のほうが綺麗ですね。
おお~狙い通り、甘く切ない気持ちになってくれましたか~(笑)
有難うございます。

ジミヘンやクリームが登場したのが66年、その1年前の65年にこんな音を出していたんだから、このバンドは早すぎたんだと思います。

おお~例のフリークビートコンピを手に入れたんですね。
いいコンピだったでしょう~

ナイス有難うございます~

No title

こんばんは、お師匠様

未だに所持しております(笑)
秋田書店のコミックス「忍法十番勝負」
https://ja.wikipedia.org/wiki/忍法十番勝負
https://youtu.be/hrwZljUHBdw

The Mark Four - I'm Leaving
ヘヴィでダウナーでお別れの曲にもってこいですね(笑)

No title

nicohoiさん、「忍法十番勝負」、この漫画は全く知りませんでした。
「冒険王」連載か~この月刊誌が「少年チャンピオン」に衣替えしましたね。
新雑誌名を一般募集したので、ボクも葉書を出した覚えがあります(笑)

いい曲でしょう~

ナイス有難うございます~

No title

Shoさん、すご~い!
まさかこう来るとは思いませんでしたよ!
すっかり笑ってしまいました。
このシリーズ、本当におもしろいです。
寅さんが観たくなってきました。
富士純子さんはやっぱり和風美人ですね~。
昔は時代劇で賭博に出てくる、さらしを巻いたこういう刺青のある和服美人に憧れました(笑)
Mark Four は、ファッションもカッコいいし、曲もいいですね~。
最後まで楽しませていただきました、ありがとうございます!

No title

Mymbleさん、気に入ってくれてなによりです。
え~Mymbleさんがこうした姐御に憧れてたなんて~結びつかないなあ・・(笑)
この時代の英国の若者のファッションはホントにかっこいいですね。

ナイス有難うございます~

No title

> sho*ha*ng*5さん

Mark Fourと名乗っているのに
5人組(?)

なんでやねん!

夜も寝られない(?)

紹介ありがとうございます。

No title

まりっぺさん、そこ突っ込まない(笑)
レコードかCDの解説に書いていたような気がするけど、引っ張り出すのが面倒なので、今はご勘弁(苦笑)

ナイス有難うございます~

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マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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