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萩尾望都「百億の昼と千億の夜」・・・The Last Times





図書館に行ったら萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」があったので借りてきた。

日本SFの古典、光瀬龍作品の漫画化だ。


「SFマガジン」で65年12月から66年8月まで連載されていた。

中学生になったボクは、66年から67年の1年ちょっと、「SFマガジン」を定期購読するようになったので、連載当時この小説を読んでいるのだけど、中学生には難しかったらしく、内容はよく覚えていない。

何しろ「熱エントロピー」が宇宙論の中心を占める以前の話だ。

そんな先端科学の知識を持ち込んで、神をも超える宇宙の深奥の秘密に迫ろうという壮大な作品なので、分からなかったのが当たり前だ。

しかし「百億の昼と千億の夜」、なんて詩的なタイトルだろう~!

このタイトルの美しさがいつまでも記憶に残っていた。


萩尾望都は70年代半ばに少年誌「少年チャンピオン」に連載したらしい。

内容のほうは、読んでくれ~(笑)



彼女の魅力のひとつはとにかくその絵の上手さだ。

ラストの5ページを掲げるので堪能して欲しい。

最初のページのコマワリの美しさなんて誰にも真似できないと思う。







































こんな壮大な宇宙叙事詩にはサイケが相応しいんだろうけど、チャーミングな曲で行く。

宇宙を経めぐる阿修羅もシッダルタも超美形だからだ。

ボクは美形に弱いのだ(笑)



オハイオのバンドで Last Times の Don't Tell。

投稿者がバンドの詳しいバイオを書いているので、細かいことを知りたい方はお読みください。






オリジナル曲だけど、Bobby Darin の Dream Lover をお手本にしているようだ。

聴いたことがあるはずです。

Bobby Darin の Dream Lover。






















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コメント

No title

あー!

素敵な曲ですねー!

確かにモチーフにしてますね!と、ゆーか、本家がすぐに浮かんでしまった時点で残念ですけど、、

漫画のタイトルは詩的だなぁ、、
夜の方が多いのかぁ、、分かるなぁ、、

てか、早い更新ですね(笑)(^^)

No title

umeさん、素敵でしょう~ボクはロマンチストなのだよ~

この小説のタイトルは忘れられない。
後に「君に百万回のキスを贈ろう」とか「千回も万回も君を抱きしめて」とか、類似の発想がいっぱいあるのを知ったけど、当時はうっとりしてました。

ナイス有難うございます~

No title

トーマの心臓で萩尾望都ファンになってポーの一族を読み、その後一つ位作品を読んでるかもしれないけど、その後ビッグ系以外、殆ど読まなくなりました。
コマ割りが美しく繊細で大胆で、トーマもここまでではないけど、そんな所があったような…。
この作品ですが、エネルギー、炉、粒子… 原発に何かあれば億年単位のこと、何かそれを感じてしまうのですが…

No title

carmencさん、少女漫画に復帰したのは去年からです。
70年代半ばから後半にかけての一時期夢中になってたけど、すっかり遠のいていたんです。
「トーマの心臓」は読んでません。
多分、そっちのテーマはもうゆいていくのが無理だと思う。

核のゴミなんて10万年単位ですからね。
多分、そんな遠い将来、もう人類なんて生きてないだろうという安心感から今さえ良けりゃ(儲けりゃ)~という発想なんだろうけど、狂ってますね。
原発が必要だという人たちに、核のゴミも引き受けさせたいです(笑)

ナイス有難うございます~

No title

読もうよ読もうと思いながら30年以上が過ぎた、でもボビー・ダーリン世代よりはずっと若い?ね^^

No title

じゃむとまるこさん、図書館にあったのでボクも読めたんです。

バンドメンバーが書いた曲だけど、子供の頃に聴いていた曲のイメージがが知らず知らずのうちに現れたんだと思います。
意識してなかったと思う。

ナイス有難うございます~

No title

光瀬龍氏といえば…「暁はただ銀色」や「夕映え作戦」といった少年向け作品が懐かしい…

NHKの少年ドラマ・シリーズでも見たはずだが、記憶にない…

NHKにも残っていないそうだから、無理かな?
https://www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/features/201411/

題名からして余韻があって、素晴らしい。

光瀬氏はロス・マクドナルドのアーチャー・シリーズの大ファンで、全作読んでいたとか。

光瀬氏が「縞模様の霊柩車」でビーチバムの女の子に、アーチャーがあかんべするところが好きだ、と言っていて、とても共感した覚えがあります。

萩尾作品では、「三月うさぎが集団で」が一等いい、と何かの解説に書いていたな。

Last timesのDon't tell meに似た曲色々あるはずだが、いま思い出せず…

例えば、メロディの一部と雰囲気がちょっと似ているOhioの…
Bittervetch - I Don't Know
youtube.com/watch?v=Fsk1rJFD34w
もあるけれど…

No title

事務員さん、このタイトルは中学生の心に深く刻まれましたよ。
今なら、それほどでもないだろうけど。

ラスト、怖いですよね。
永遠の命があるとするなら、無限のさまよいです。
人間が死ねる動物で良かった~

地球を救ってくれるんですか
隕石をツナギでつないでくれるんだね(笑)

No title

おぉ('∀`) これは萩尾ファンなら絶対読まないといけない作品ね♪
私は小学生の時、読んで全く意味がわからなかったけど
画力の表現はさすが~~と思って読んでたわ♪
今なら内容がちゃんとわかるわね(笑)
この人の話を漫画で表現するのって凄いと思うわ('∀`)

そして、このロマンティックな曲♪♪
乙女にはキュンキュンだわ♥

No title

少年ドラマシリーズ「七瀬ふたたび」1979でもNHKには残っていず、民間のひとのVTRから起こしたものを発売していたくらいです。(ゆえに画像がいまひとつ鮮明でない)

少年向けといっても脚本は、石堂淑朗作なので、本格的なものでした…

ロス・マクドナルドは、光瀬龍によると仏教的な無情感や慈愛が感じられ、心に沁みてくるという感じ?

仏教的かどうかは別として、後期の作はアクションは皆無で、アーチャーは、神父か心理カウンセラーに近い。

とりあえずChandells/Bittervetchには、そんな曲が多いです。

youtube.com/watch?v=pchkghXuMrs

No title

joeyさん、小学生の時に読んだのか~!
じゃあ、今ひとつ分からなかったでしょうね。
今回読んで、すらすら入ってきたので、もう一度読み返すといいと思います。
おまけに、繊細で緻密な絵に圧倒されっぱなしでした。

おお~キュンキュンしましたか~

ナイス有難うございます~

No title

weirdoさん、79年の作品でさえ残ってなかったんですか~! 信じられない~!

ご紹介のサイトを見ると原作も錚々たる人たちばかりなのに~!

ロス・マクドナルドの後期はそんな感じなんですね。
なにか読んでみることにします。

この I've Told You もチャーミングですね。
こちらは具体的に影響を受けた曲があるのかどうかわからないけど、なんとなく懐かしい感じがします。

No title

SFマガジンなるものが存在してたのですね

興味津々。。。ソソラレル~(≧∇≦)

またまた寒い週末になりそうです

shohang5さんにとって明日は充実した

日曜日になると良いですね

体調を崩さないように用心してください(*^-^*)ノ~~マタネー

お・や・す・み・な・さ・い

No title

SFマガジンって60年代からあるんですね~ミステリマガジンと同じ発売日だった気がしましたがよく覚えてません。
絵もなかなかいい感じですね^^
音楽もナイス!

No title

ホント!なんてセンスのいいタイトルでしょう!
絵もやはり美しい(人´∀`).☆.。.:*・゚

「ポーの一族」は改めて買ったんですけど、他の作品も集めたいと思ってます。
萩尾望都、好きやわ~

No title

ゴールドさん、どちらも同じ早川が版元の雑誌です。
「ミステリーマガジン」の創刊のほうが早いと思うけど・・。

「SFマガジン」は59年の創刊とあるので、日本でのパイオニアですね。
パイオニアと言えば「宇宙塵」という同人誌があって、小松左京だの星新一だの光瀬龍だのが同人だったのを「SFマガジン」の記事で知ったんです。

音楽、チャーミングでしょう~

ナイス有難うございます~

No title

この前の「ひも理論」以降、本を読んでたら、そのことや、こういう感じの世界の果てみたいな話が出てきて、すんごいおもしろかったので、このマンガ、すごい興味ありありです。もう結末がわかっちゃったけど (笑)。

音楽もなんだか初々しい感じですね。
Dream Lover は懐かしいです。
高校のときに「スタンドバイミー」の影響で、こういう50年代の音楽が流行っていたんですよね~。

No title

Mymbleさん、壮大な宇宙叙事詩です。
とても面白いですよ。

宇宙論そのものは、これからいくらでも新発見、新説が出てきそうですね。

あの映画、高校時代でしたか~
そのちょっと前、「アメリカングラフティ」の時からの流れですね。
50年代の音楽を知ったのは、ボクもこの時代です。
流れてくると、気持ちがいいですよね~

No title

「百億の昼と千億の夜」確かに詩的なタイトルです。
天の邪鬼な中学生だった私を魅了して止みませんでした。
(おませな子が読む漫画でした。)

そうそう、コレと全く同じ本を持ってましたが
実家に置いてきてしまいました。
今は図書館にあるんですね~!

No title

sallyさん、この漫画を中学の時にお読みになったんですか~!
素晴らしい感性です~!

A5の上製本、漫画本としては豪華ですよね。
それだけコアなファンがいる証拠です。

ナイス有難うございます~

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Author:showhanng55
マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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