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モッズについての取り留めない話を・・・Long John Baldry

昨年末 High Numbers(Who) の Railway Hotel の映像を取り上げた際、モッズの聖地のひとつというので調べる気になった。

1階にあったクラブの支配人が Richard Barnes という人で、この人が79年に書いた Mods! という本を80年代初めに手に入れ、ボクのモッズのネタ本になったのだった。

文章は10数ページで、あとは全部写真。

要するに写真集だ。





















当時は他に類似本も見当たらず、珍しかった写真の数々も、現在ではありふれたものになったようなので、特に興味のある方以外にはお勧めしない。




モッズの好んだスーツ、細襟で3つボタン、サイドベンツ、写真右ページの写真を参考にしたボクのモッドスタイルスーツ。















当時は2つボタンに幅広襟のジャケット、幅広ネクタイしか売ってなかったので、一番苦労したのが細身のネクタイを見つけることだった。

モッズは裾がストレートのパンツを好んだようだけど、ボクは嫌い。

パンツだけは折り返しにしている。

これも当時のモードからは少数派だった。





モスグリーンを基調にした微妙な柄と味わいの生地だが、写真ではっきりしないのが残念だ。

30代のボクは、1人だけ世間のモードと全然違う格好をしていきがっていたのだ。




















Railway Hotel のクラブを最初に根城にしたのが Cyril Davis All-Stars で、毎週火曜日が彼ら。その後 Bo-Street Runners、そして High Numbers と続くらしい。


シリル・デイヴィスのバンドのメインヴォーカルは Long John Baldry で、彼は上から下までピッカピカのモッドだった。

LJBはゲイでもあったそうで、ロッド・スチュアートがいつもくっついていて、こちらもピッカピカモッド。

LJBはシリル・デイヴィスがアレクシス・コーナーと一緒に Blues Incorporated を演ってた時代に連れてきたので、仲が良いと思っていたのだが、Richard Barnes の話によれば、LJBはシリルを嫌っていたというのだ。

20代のメンバーの中でシリル1人だけが30代、おまけに彼はいつもよれよれのズボンを穿いていて、すでに半分禿げていた。しかもお酒が大好きで始終よれよれ。

ピッカピカモッドでゲイなら、潔癖症のはずで、LJBが嫌うのも分かる気がする。

ある日、シリルが泥酔してステージ横にひっくり返ったことがあった。

LJBが「この老いぼれハゲめ~仕事にハゲめ~(you old cunt)」と言いながら蹴とばしたというのだ。













こんな話を読んだからと言ってボクの Long John Baldry 好きは変らない。

モッド時代もいいが、晩年がいいのだ。

Backwater Blues.

























90年代以降、建物は廃屋同然になり、02年焼失したそうなので、当時の新聞記事を。

放火という話だ。





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コメント

No title

モッズという言葉は知ってるけど、どうも漠然としたイメージしかないんです。もともとファッションとかに興味がなかったのでσ^_^;でも音楽が好きになって、モッズにも興味が出てきました。だから紹介いただいた本はとても勉強になると思います^_^

No title

のぶさん、そうなんだ~
いまならモッズ関連本ならいくらでもあると思いますよ。
この本は、今はペーパーバックで出ているみたいです。

No title

モッズ・ファッションは見ているだけで楽しくなるわ~('∀`)
男性はクールだし、女性はキュート!
うちのパパちゃんもストライプの細身のスーツにタイ、
そしてモッズパーカーを愛用してた頃はゴルゴじゃなくて
カッコよかったわ~♥パンツはダブルにして履いてたのね(?ε?)
Railway Hotel のクラブのメンバーズ・カードって
例のターゲットマークに使われてたっていうのを聞いいて
なるほど~って思ったわ('∀`)
Long John Baldry、趣向はさておきカッコイイじゃない♪♪
たとえ老いぼれハゲでも(笑)

No title

モッズ写真集なんてあるんですね^^

バイクに沢山ライトが付いてるけど点灯させたら眩しいでしょうね^^

音楽も渋くてナイス!

No title

joeyさん、パパちゃん世代がモッズ世代だと思う。
そうか~やっぱり細身のスーツでクールに決めてたんだね。
そう、パンツはダブルに拘ってたから。
シングルも何本か持ってるけど、それはブーツを履くとき専用です。
Baldry(バルドリーと発音するのかボールドリーと発音するのか分からないので横文字のママにしておくけど)、41年生まれというから、映像の時は50代半ばですね。かっこいいんです~。05年、64歳で亡くなってるんですね。若死にのほうでしょうね。

ナイス有難うございます~

No title

ゴールドさん、今ならたくさん出てると思いますよ。
あのライト、全部点灯するのかな??

この手のブルースは渋くて飽きが来ないですね。
ナイス有難うございます~

No title

ポールスミスか、ジョンソンズあたりは、いまでもモッズスーツを出してますよね。イギリス系が好きですか、年中きますよ。
それに緑のモッズコート。
髪はピートタウンゼントが好ましいですが、やり過ぎになりますから横分け気味でもいけるかも知れません。ギターはできたらリッケンバッカー。バイクはベスパ。決してNortonなどの単車は不可。いいすね!

No title

sho*ha*ng*5さん
いきがっていた?
男子は、そのほうが好きですね。
ダンナはアメリカン・トラッドが好きで
同じ三つボタンでも、
段がえりの中ひとつ掛けで
グレイかチャコール・グレイ
後はセンター・フックド・ベンツ
中は総裏。
シャツはボタンダウン
パンツはsho*ha*ng*5さんと同じ折り返しです。
ファンション紹介ありがとうございます。

No title

sidoさん、ジョンソンズというブランドは知りませんでした。
この本にはフレンチ・ラインと呼ばれた髪のカットも紹介されてますよ。
ピート・タウンゼントは、マネージャーのピーター・ミーデンがモッドに変身させるまで野暮ったくて、自分の容姿に自信がなかったみたいですね。

ノートンはかっこいい単車だから、乗りたいです(笑)

ナイス有難うございます~

No title

まりっぺさん、おっ、ご主人はアメリカントラッドですか~!
素敵です。
ダブルのパンツ、ボタンダウンのシャツ、拘りたいですね
「段がえりの中ひとつ掛け」って用語が分からなくてググりましたよ(苦笑)
ああ~これのことをそう言うのか~と分かったけど。
さすがに女性はファッション用語に詳しいですね。

ナイス有難うございます~

女性はファッション用語に詳しいですね。

No title

お!それはshoさんのスーツですか?オーダーかな?
色はイマイチ分かりにくいですが、襟はモッズよりちょっと大きめで
裾は4cmのダブルのようですね。それにピンストライプ!
今でもメンズファッションを見るのは大好きなので、良い目の保養をさせていただきました。
shoさん、かっこいい!

No title

Irisさん、オーダーです。
生地はイタリア製。

色々注文を付けたんだけど、襟がちょっと大きかったですね。
トラッドにはしたくないという意識がそうさせたんだけど、もうちょい細くすべきでした。

ナイス有難うございます~

No title

レトロモダンなファション

今、着ても

すっごくオシャレに思えちゃいそうですね

カッコイイわ~\(*⌒0⌒)♪

No title

カノンさん、今着ても~って、まわりの20代前半の男子は着てないんですか??
まだ流行が続いてると思ってました~
その年代の男子はどんな格好をしてるんだろう??

ナイス有難うございます~

No title

おはようございます( ^∀^)
こんなに素敵なスーツ欲しいな~^^
嫁ではなく娘と妹と母ですよ(笑)
嬉しいコメント、ありがとうございました!
今日も素敵な一日を。。♪
ナイス凸

No title

ケビンさん、あっ、そうでしたか(苦笑)
羨ましい大家族ぶりです。
素敵な正月風景でした。

ナイス有難うございます~

No title

sho さんに呼ばれて来ましたけど、私、ドイツ語堪能じゃないですよ~。

私が知っているヨーロッパのロックバンドのドイツ・ツアーも、ローランド・カイザーというドイツ語ポップスの重鎮のツアーもそうだったけど、ドイツでは、かなり丁寧に小さな町にもツアーでアーティストが行くようです。

もしかして、それ、6月から8月の間のツアーでしたか? だったら、野外のライブで、へんぴな所にも行ったのかも知れません。ヨーロッパだと、小さな町で野外ライブが行われる事が結構あるようです。

それから、Ulmenhofschule は、何かの学校ですね。schule は学校の事です。

No title

Ulmenhofschule では、土曜日や金曜日にブルース等のライブが行われるようです。これが、そのサイトです。

http://www.wasgehtinkiel.de/location.php?id=1281

おそらく、学校に、音響効果の良いライブハウスのような部屋があるのでしょう。それか、講堂か。

No title

yan_yanさん、またまたそんなご謙遜を。
本業が英語の同時通訳だってのは知ってるけど、ドイツ語も分かるんだから、ボクにとっては堪能です~

このツアー(というか、このブルーズフェス)が何月に行われているのかは記事を探せないので分からないんです。

どっかの学校で演ったということなんですね~
ホントに頼りになりますって

有難うございます~

No title

Kellinghusenの日時は明記してないですが、

他の日については、
aucherei - Kiel, Germany , Friday 9 May 1997.

puugh - Vaals , Holland , Saturday May 25 1997

とあるので、5月か6月ではないかと思います?

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マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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