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詩集・・・The Poets




拡大すれば読めるはずなので、興味のある人はご自分でお調べください。

2冊だけ紹介しよう。












ロートレアモン伯爵「マルドロールの歌」。

アンドレ・ブルトンがシュールレアリスムの誕生と評して、余りに有名過ぎる散文詩集だが、ボクの学生時代は栗田勇訳のこの箱入り思潮社版を持つのがかっこよかったのだ。

「解剖台の上で出会ったミシンとこうもり傘」のフレーズは誰でも知っていると思う。


初版は68年。

ボクが買ったのは73年の6刷。

















昭和58年(83年)の第1回現代詩花椿賞受賞の安西均「暗喩の夏」。

口絵に篠田桃紅の墨象があり、限定870部のうちの370番。

サイン入り。















スコットランド、グラスゴーの5人組 Poets は、R&Bバンドとして62年ごろから活動していて、地元では追っかけファンが生まれるほどの人気があった。

ストーンズのマネージャー Andrew Loog Oldham が目をつけて契約し、64年8月にデッカから全国デビューする。

彼らは最初からオリジナルで勝負し、12弦ギターがサウンドの特徴だ。

デビュー曲 Now We're Thru' はUKチャートで31位と順調な滑り出しだった。

Now We're Thru'。




しかし、あとが続かないのだ。

ボクの大大好きな2枚目 That's the Way It's Got to Be は地元ではヒットしたものの、全英では失敗。

彼らが後年見直されるようになったのは、この曲がきっかけだったはず。

That's the Way It's Got to Be。



デッカで3枚のシングルを残すも、会社が彼らに興味を失ったと感じたバンドは、オールダムが始めた Immediate レーベルに移籍し、さらに2枚のシングルをリリースするが、これも失敗。


イミディエイト移籍第一弾 Call Again は、バーズ風のしっとりした名曲だと思う。




バンドは2枚目のシングルの後にドラマーが替わったのを皮切りに、次々にメンバーチェンジし、ついに67年までにはオリジナルメンバーが1人もいなくなった。

にもかかわらず、71年までバンドは続いている。

67年、オリジナルメンバーのいない6枚目のシングル Wooden Spoon(デッカ)はサウンドが変わり、サイケでボクは好きだ。

Wooden spoon。







TV出演もしているがUには投稿されていない。

クレームがついて削除されたのかな?


今回調べて初めて知ったのだけど、5人のオリジナルメンバー中、なんと4人までが他界していた。



追記:

今日になって突然65年のライヴ映像が見つかった。

曲は最初に取り上げた Now We're Thru' 。

この場所でのものかどうかは分からないが、ライヴ音源だ。

















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コメント

No title

こんばんはー!なんと知的な一面を見せつける!「サイボーグの上のミジンコと小森のおばちゃま」なんて、聞いたこともないですよ!何ですか?!3分詩、カップラーメンが出来ますよ!一曲目は、ちょっとバロック風味でいいですね!レフトバンクを彷彿します!

No title

umeさん、「サイボーグの上のミジンコと小森のおばちゃま」

おお~なんと素晴らしい詩だ~!
ほんとはシュールレアリストだったんですね~猫をかぶってたな(笑)

Left Banke を知ってるならこの世界もあと一歩ですよ~(爆)

ナイス有難うございます~

No title

ロートレアモンのポエジーってのもあったわね('∀`)
The Poets聴いて思い出したわ♪
フランス文学って奥が深いと思うと同時にハマってしまうわよね~♪
That's the Way It's Got to Beを聴いたのが初めてで
アルバムを買ったわ('∀`) 一番好きかな♪
4人も他界!再結成は無理だわね;

No title

joeyさん、「ロートレアモンのポエジーってのも」??
分からない~

このバンドは That's the Way It's Got to Be につきますね。

2011年にオリジナルヴォーカルの人と、交代で入って来て長くいた人の2人を中心に再結成バンドの演奏があったそうだけど、翌年にヴォーカルの人は亡くなってます。

ナイス有難うございます~

No title

どれも難しそうな本ばかりで驚きだけどブックエンドに使ってる置物も衝撃的なデザインですね~^^すべてがアートで最高です^^

音楽も不思議な雰囲気でナイス!

No title

ゴールドさん、難しくないですよ。
詩は感じるモノです。

このブックエンドは一応アートなんだけど、ブックエンドとして使ってます。
かっこいいでしょう~(笑)

このバンド、なかなかに面白いんですよ~
ナイス有難うございます~

No title

shoさんのお宅の本棚が見たい!
そちらにお邪魔して本棚を隅から隅まで見せてほしいです。
ちょっとお邪魔していい?

1曲目が好きかな。
左から2番目が好みかな~(^^ゞ

No title

すごい本ですね!これを選ぶshoさんすごいな。
本もすごいけどブックスタンド代わりになってる彫刻もすごい!
さらっと知的部分が垣間見えました~♪

音源はまたあとで~グラスゴー出身なんですか~
それもまた興味深いなw

No title

Iris さん、2部屋丸ごと書庫になってるので1日じゃ観終わらないですよ(笑)
きちんと整理もされてないし(泣)

1曲目はとても変わってますね。
左から2番目、って、写真の男性のことね(笑)

ナイス有難うございます~

No title

プチマリーさん、凄くないですよ。
本好きなら、普通です。

このブロンズ彫刻はお気に入りなんです。

音を聴いたら多分好きになると思います~

ナイス有難うございます~

No title

事務員さん、「悪霊」は寓意的な散文詩です。
粕谷栄一という詩人の作品で、この人の詩が好きなんですよ。
この「悪霊」も賞を取ってます。

詩は感じるモノだから、難しくないんですよ~

取り上げた4曲とも音源はCDだと思います。

ナイス有難うございます~

No title

河野典生氏のSFマガジンの連載を愛読していましたが、詩人の卵だった少年時代、「やがてシュぺルヴィエル、アンリ・ミショオらに捕えられてしまった」とあったのを読んで、ハヤカワ文庫のシュぺルヴィエル・コント集「ノアの箱舟」を入手しました…

DVD付きのやつですね。それも入手しました。

DVDのパートに、このデモも入っています↓
George Gallagher & The Pathfinders - Dawn (1967)
youtube.com/watch?v=-4lhgFdGTBU

Gallagher抜きのPathfindesは、Appleと契約したそうですが、きっと音が変わっていると思います…

No title

weirdoさん、おお~さすがに入手しましたか~!
ほんとにすごい人だなあ・・びっくり。

河野典正がSFマガジンに連載していたというのは70年代ですか?
80年代年代??

ボクが定期購読していたのは中学時代なので、60年代半ばから後半にかけてです。
Amazing Story をはじめとするパルプマガジンの紹介が巻頭を飾ってました。
日本人作家は星新一や筒井康隆くらいで、ほぼ全部翻訳ものでした。

いまご紹介の曲を聴いてるけど、どんな音になったんだろうと思ってたけど、サイケ路線ですね。
67年ごろだとサイケが最先端のサウンドだったんだなあ~と改めて感じます。

No title

Poetsの初コレクションは、DistortionsでLPが出て、StrikeからのブートCD、DistortionsからCD、Cherry redから正規Cd、それからまたDistortionsからDVD付CD、と何度も出ていて、この5種類のうち四枚も買っている…なかなか決定盤が出なかっただけなのですが…

Distortionsから三度もでているが、セミ・オフィシャルというか、レコード会社の権利はクリアしていないので、レーベル名はいい加減…

「街の博物誌」正続、73年から77年位かな?SFMで、不定期連載してました。懐かしい…

No title

weirdoさん、そんなに追っかけてたんですか~!
たしかにクセになる音ですね。

「町の博物誌」というんですか。
72,3年ごろdさとNWSFのほうに移行してたので、SFMの方は全く読んでないです。
その後はSFそのものをほとんど読まなくなったし・・

ただ70年代前半に興味を持っていたなら、サンリオ文庫なんかもかなり読んだんじゃありませんか??

No title

weirdotalesさん、オールダムはいろいろ言われることもあるけど、目利きなのは間違いないですね。
Drone-mod Sensibility という言葉は初めて聞く表現です。
いでたちについては、ボクが参考にした記事でもわざわ high-heeled boots, velvet collars and ruffle-front shirts と書いてるので、目を引いたんでしょうね。
ボクにはショウケンのいたテンプターズを思い出すので、へえ~って感じしかないんだけど。

サンリオ文庫は売れずに断裁したのかな??
古書価がバカ高いですね。
NWSFの発行人、山野浩一氏がサンリオのSF企画に関わっていたので珍しい作品が多いです。
と言ってもボクは1,2冊しか買わなかったけど。
もっとちゃんとすればよかったと後に後悔しました。

フィッツ=ジェイムズ・オブライエン、知らない人です。
ウィキに項目が立ってたので今読んでるけど、面白そうな人ですね。

No title

F=J・オブライエンは、サンリオ版の訳者(大瀧啓裕氏)による増補新版が創元推理文庫に入ったし、南條氏による新訳も光文社文庫ででたので、読むには困らないけれど…

でも、復刊も新訳もないタイトルも随分ありますね。ラングドン・ジョーンズの「レンズの眼」やジョーンズ編アンソロジー「新しいSF」(いかにも60年代な作品を収録)等…

たしか、残部は裁断されたはずです。

サンリオ文庫廃止という噂が流れてきた時、池袋にあった文庫専門店、一気にサンリオのタイトルだけ買い占めた奴がいて、そこだけ棚がガタガタになっていた。

その後すぐ、古本屋では、ジャリの「馬的思考」等人気タイトルが万越えになっていた時期がありました…

No title

weirdoさん、思い出したけど、値打ちの分からない古本屋が2足3文の値段をつけてるのを狙い撃ちし、転売する、「せどり」という家業がありました。
梶原季之に「せどり男爵数奇譚」という小説があって、評判が良いです。
トップ屋のイメージしかない作家だけど、この小説だけはお勧めです。

No title

The Poets をBGMに、ロートレアモンと暗喩の夏を検索していました。
どちらも読んだことありませんが、とても興味をひかれました。
暗喩の夏のフレーズ、「うつむいて煎り豆を拾ってゐるすきに
世界が一瞬にして變ることがあるのだ」が、非常に胸に響きますね。
ぜひまたこういうのやっていただきたいです!
私も読書傾向がかたよっているので、こういう新しい風をもらうと新鮮で地平線が広がる感じです。

No title

Mymbleさん、おお~嬉しいことをおっしゃって下さる。
安西さんの詩は平明な言葉なのに、はっとさせられることが多いんですよ~

音楽と同じで、ボクの読書傾向も結構偏ってますよ(苦笑)

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Author:showhanng55
マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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