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吉田秋生「ラヴァーズ・キス」・・・The Painted Faces




病院へ行ったついでにブック・オフに立ち寄った。

未読の吉田秋生「海街ダイアリー」4~6巻を買おうと思ったのだ。

見つからず、代わりに「ラヴァーズ・キス」を手に入れて帰ってきた。

ハマってしまった田中芳樹の中国物、文庫3冊も買ったけどね。

〆て432円(笑)




さてさて「ラヴァーズ・キス」は、御霊神社の境内を横切って走る江ノ電の写真でお分かりのように「海街ダイアリー」の原型ともいうべき鎌倉モノだった。

思春期の少年少女の心の揺れ(成長と言ってもいいけど)を描いた作品で、思春期なんて銀河の彼方くらい遠方にあるが、読み進むにつれてふと遠くから懐かしいような甘酸っぱくて、きらきらした感情の断片が立ち現れては消えていく。

極上の小説を読んでるような感覚で、漫画なのに読ませるんだよなあ~

主人公の1人の藤井朋明は、「海街ダイアリー」の朋章その人で(この作品でも第2話からは朋章になってるが)、なにからなにまで同じ造形(一部違うけど)。

他にも「海街ダイアリー」の登場人物が何人か登場する。



背景は鎌倉だけど、別に鎌倉でなくてもよかった。

「海街ダイアリー」では鎌倉の街の独特の雰囲気が作品中に立ちこもっていたが、この作品にそんな匂いはない。

ハイカラでローカルな街ならどこでも良かったはずだ。

例えば、函館でもいいし、長崎でも小樽でも良かった。

しかし、ハイカラと言っても、横浜や神戸のような街ではいけない。

都会過ぎて、ローカル感がないからだ。


直接の知り合いでなくとも、友達の友達をたどっていくと、どこそこのだれそれと分かるローカル感がこの作品を成立させている。

吉田秋生は改めてファンになりそうだ。










鎌倉らしいローカルな風景をいくつかお届けしよう。
























いちどやったかもしれないが、ガレージ・クラシック、Painted Faces の I Lost You In My Mind。

思春期時代の恋を思い出して泣いてくれ。














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コメント

No title

吉田秋生はどれも良いのですが、短編集のようなものが特に好みかな~。

No title

じゃむとまるこさん、ボクは「カリフォルニア物語」で終わっていたので、この人の作品を改めていろいろ読みたくなりました。

ナイス有難うございます~

No title

これはタイトルに覚えがあるような…('∀`)
でも内容を読んだら違うような気がしてきた;
場所が一緒の話なのね。
河よりも長くゆるやかにが福生とか吉祥寺なのは珍しいのかしら。
そーいえばバナナ・フィッシュは濃い内容だった気がする;
海街ダイアリーとこれも100円で売ってたら読んでみよう~♪
この曲はモチ、好きよ~♪♪思春期時代の恋だなんてセンチメンタル♪♪

No title

こんばんは~
病院に行ったって、大丈夫ですか?もしかして昨日お話ししていた奇病のためですか?
何にしても病気は辛いです。お大事に^_^

ブックオフでいい買い物できましたね。
やはりヒゴロノオコナイガヨイカラデスネ^_-☆

Painted Facesのこの曲、いいですね!!
僕が紅顔の美少年であった頃を思い出しました~♪( ´▽`)
一応言っておきますが、紅顔の美少年であって、睾丸でも厚顔でもありませんっ!!!

No title

joeyさん、書き割りが一緒というだけです。

この人は「カリフォルニア物語」以降読んでなかったので、他の作品のことは何も知らないんだけど、「河よりも長くゆるやかに」は代表作のひとつなんですね。
作者略歴に作品名があがってます。

福生か~懐かしいなあ~
ボクが大学に入った71年か翌72年ごろ、米軍が大量に撤退したので福生の米軍ハウスが日本人に貸し出され始めたんです。
一度見に行って憧れたけど(広い芝生の上に垣根無しの一軒家が点々)、交通の便が悪く、とても大学になんか通えないので諦めました。
1ッコ上の、村上ドラゴンが福生を舞台にした小説を書いて芥川賞をとったので、まわりの美大や文学部連中が悔しがりました(笑)

こんな哀愁曲からは離れないですよね~

ナイス有難うございます~

No title

のぶは瀟洒たる美少年、盃を挙げ、晴天を臨んだんですね。
UFOが見えましたか~?

薬をもらうだけだからたいしたことないんですよ(苦笑)

哀愁漂う綺麗な曲でしょう~好きな曲なんです・・男の背中に哀愁が漂ってるよね~

ナイス有難うございます~

No title

事務員さん、ナイス有難うございます~

No title

線路の感じも実にローカルな雰囲気ですね^^

海の写真の雲が凄い~

ブック・オフで収穫あったんですね^^

ナイス!

No title

ゴールドさん、江ノ電は単線だからね。
ローカルもいいとこです。

この日は伊豆半島の陰影がくっきりとしてたので、撮った写真なんです。
めったにこれほどくっきりした陰影って見られないんですよ。

CDコーナーは例によって何もないけど、100円ブックコーナーには探すとまだ掘り出し物がありますね。

ナイス有難うございます~

No title

sally さん、ナイス有難うございます~

No title

sho*ha*ng*5さん
吉田秋生?
初めて聞いたお名前で<m(__)m>
海街ダイアリーの作者なんですか?
この映画作品をTVで観ましたが
原作者まで気づきませんでした。

また。ペインテッド・フェイシスのジャケット写真
メンバーは4人なんでしょうか?
左上の方、お顏が煙?で見えませんし
ペインテッドというのに誰もメイク
してない?
ムチャぶり」で<m(__)m>

No title

まりっぺさんがご存じなかったとは~!
70年代に「カリフォルニア物語」という傑作漫画を描いた人で、ボクはその後の彼女のことは知らなかったんだけど、略歴を見ると、「河よりも長くゆるやかに」「バナナ・フィッシュ」「海街ダイアリー」が代表作に上がってます。
この「ラヴァーズ・キス」も映画になったようです。
ご覧になったのはどちらですか??

彼らはフロリダのバンドで、地元での人気はパッとしなかったんだけど、NY他で人気があり、名前が残りました。
5人組(メンバー交代があるけど)です。

ナイス有難うございます~

No title

海街、見つかるといいですね。
sho*ha*ng*5さんが読むまで、感想出さないようにしてますよ!

このマンガもすごく読みたくなりました!
私、結構朋章くんのような何か抱えた人に弱いので。
次回日本に帰国したら、吉田秋生さんの本を買いだめしたいと思います。

あの頃の気持ちに戻れる曲があるのって、いいですよね~!
そういうのって本当に財産だなって最近、すごく思います。

No title

Mymbleさん、ボクのほうは家から出ることがあまりないのでいつになるか分からないから、ぜひ先に記事にしてください。
楽しみにしてます。

「次回日本に帰国したら」・・・普段は米国在住なんですか??
どのあたりなんだろう??
昔と違って、西海岸とはかぎらないですよね。

思春期なんて遠い遠い過去の出来事だけど、鮮明に記憶に残ってるんですよね。
人生でイチバン不確かな時代ないのに、イチバン充実してた時代ということなんでしょうね。

ナイス有難うございます~

No title

Painted facesは、最初5人組。一人抜けて、その時代にセカンド・シングルAnxious colorをだしたので、LPのジャケ写は多分その時代のもの?

その後、新メンバーを加えて、また五人になり、サード・シングル"I Lost You In My Mind"を発売…CDのジャケ写は、その時期ですね。

Painted facesのグループ名は、ゴールディングの「蠅の王」から採ったらしい…

No title

weirdoさん、彼ら4人組時代もあったんですか。
それは知らなかった。
スムーズに交代したものだと思ってた。

グループ名の由来のことは知らなかったんだけど、「蠅の王」からですか。
暴君になっていく少年グループはたしかペイントしてましたね。

No title

チロルさん、ナイス有難うございます~

No title

カノンさん、ナイス有難うございます~

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Author:showhanng55
マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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