FC2ブログ

記事一覧

大ロマンの復活・・・Eliza Rickman













60年代後半から70年代前半にかけて、正統な文学史から無視されてきた文学や美術が異端の文学、異端の絵画として続々と再刊、紹介されはじめ、ボクは夢中になったわけだけど、そうした流れは以後すっかり定着したので、もう誰も「異端」なぞと言わなくなった。


先に紹介した桃源社の小栗虫太郎の巻末広告。

「大ロマンの復活」と銘打たれた、涎ものの作品が並んでいる。

現在、当たり前に読まれている作品もあれば、幻のままの作品もあるのでつらつら眺めてください。


海野十三の「火星兵団」なんて、読みたいけど手に入るのかな??

蘭郁二郎は、名前さえ知らない探偵作家だ。

香山滋も収録されていて、種村季弘氏が解説を書いているのが目を引く。

渋沢さんと並んで、ボクたち世代にこうした異端世界を案内してくれた恩人だ。


















偶然聴いた Eliza Rickman。

今現在ロスで活動中の女性だが、日本への浸透はこれからみたい。

09年に4曲入りEPをリリースしたあとの12年の最初のアルバム O,You Sinners にはいい曲がたくさん詰まっているが、特に気に入ったのが Black Rose。


玩具のピアノの音とドールの映像が不思議な魅力を醸し出していて、くせになる。


学校でクラシックピアノを勉強した後、ロスの街でストリートミュージシャンをしていた時期があるらしい。

そのとき玩具のピアノを使ったパフォーマンスが評判を呼び、彼女のトレードマークになったそうだ。

どんなピアノか、ストリート映像があったのでどうぞ。





このアルバムでは1曲を除き、全部彼女が書いている。

しっとりした Coming Up Roses もいい曲だ。

5分もあるので忙しい人は聴かずにすっ飛ばしてください。




ボクだって、たまには正統派にどっぷり浸りたいときがあるのだ。





















スポンサーサイト



コメント

No title

美男狩って、何ぃ?何ぃ?なんかヤラシイ~
「人外魔境」と「鬼火」は読んでます。横溝正史けっこう好きで読んでました。

Eliza Rickmanさんの声、好みです。
女性はこういう声が好き♪

No title

snow さん、どこに目をつけてるんだ~目ざといんだから全くもう~(爆)

あれ、虫太郎の「人外魔境」を読んだんですか~
それは嬉しいなあ~

男性もこの声には弱いですよ~(爆)

ナイス有難うございます~

No title

「海鰻荘奇談」が香山滋リヴァイヴァルの先駆?

奥付みると昭和44年刊行。でも、箱なし再版見たことないので、その後品切れになっていたのかも?

この表紙のイラスト、バイロス風でいい感じなのですが、画家名が明記されていないのが、残念…

種村解説は、鏡花やJBバラードと比較されていて、読み応えあります。

「世界怪奇実話」も面白くてたまらないノンフィクション・ノヴェルでした。

No title

weirdoさん、先駆けになると思います。
牧神社版で3冊発売されたのは70年代後半だったと思うから。
学生時代、ほとんど毎日のように古本屋を覗いていたけど、ボクは現物を見たことがないんですよ。

種村さんはバラードにも言及してるんですか~!

牧逸馬、面白かったですか~
ボクは、この人は谷譲次名義の「めりけんじゃっぷ」にははまったんだけど、牧逸馬名義は1冊も読んでないんです。

No title

この桃源社版は、品切れで注文しても来なかったので古本で入手しました。

次が牧神社の絵本仕立ての二冊、「海から来た妖精」と「妖蝶記」でしたね。これは、妖精ものが中心だったと思います。

そののち教養文庫で、三冊選集が出ました。

「世界怪奇実話」も、最初教養文庫で読みました。牧逸馬名義は、家庭小説が多いそうですが、これはいま読んでも面白い!

「女肉を料理する男」ジャック・ザ・リッパー事件
「浴槽の花嫁」 ジョージ・スミス事件
「街を陰る死翼」ペーター・キュルテン事件
等々、題名の付け方から、うまい!

No title

weirdoさん、3冊じゃなくて2冊でしたか。
「妖蝶記」、言われてタイトルを思い出しました。
もう一冊はタイトルを覚えてなかったです。

教養文庫ですか~!!
書店の片隅の目立たない場所にひっそり置いてあったけど、とんでもない作家が並んでたりしてましたね。
「指輪物語」も、この文庫から6ポか7ポくらいの小さな活字でびっしり組まれて出たのが最初だったと思います。
あんまり小さな字だったので恐れをなして買わなかったけど。

牧逸馬、そんなタイトルのものを書いてたんですか。
面白そう~

No title

最後の曲が好きです。

Eliza Rickmanは妖しい魅力のある方ですね。
バラが好きなのかな~。

No title

タイトルを見てるだけでも浪漫を感じるわ~('∀`)
「大ロマンの復活」の作品、今は読めない作品も結構あるのね
(?ε?)
これはタイトルをチェックして図書館に行ってみよう♪♪
Black RoseはPVもステキね♥なんだか懐かしい香りを運んでくる
美女だわ~('∀`)凸玩具の音がレトロ感を出してるわね♪

No title

春車さん、正統派なんだけど、個性的な音楽だと思います。
こういうアーチストはメジャーにならない限り、日本で話題になることはないでしょうね。

No title

joey さん、そこの図書館になくても他の図書館にあれば取り寄せてくれるから、それがいいと思います。
昔の人はタイトルの付け方がうまいですよね。
血湧き肉踊る、ってやつです。

Black Rose のPV、いいですよね。
サウンドとマッチングしてて、飽きません。
とりこになってます。

ナイス有難うございます~

No title

いやぁなかなかどうして、どれもゾクッとくるような紹介文ですね。内容もさることながら、明朝体で書かれると視覚的にもゾクッとしてしまうのは僕だけでしょうか?
「美男狩」と「血曼陀羅紙帳武士」というのが気になりました^^

No title

おぉ~なんだかすごくそそられるな~
本の後に載ってましたよね~こういうの!
妄想がかなりふくらんできそうだ~^^;
成吉思汗ってチンギスハーンのことでしたよね??
大好きでした~源義経が!
音はまたあとで~♪

No title

Eliza Rickmanさん聴かせていただきました。
この時間、一人事務所でBlack Roseを聴いていたら怖くなりました(笑)。
他の曲も聴かせていただきましたが、どれも好きです~

No title

のぶさん、この時代の広告コピーも文学的香りがぷんぷんでいいですよね~
今の時代ならバカかと言われるけど。

おお~その2冊に血が騒いだとは~(爆)

ナイス有難うございます~

No title

プチマリーさん、ジンギス・カンは源義経じゃなくて、Joey さんとこで食べる焼肉です~鍋の代わりに缶を使ってるんですよ~

爆音じゃないけど、女性らしいしっとりした音でいいです。是非お聞きください~

ナイス有難うございます~

No title

レッズさん、1人で仕事をしてたんですか~!

どの曲もいいでしょう~

めっけものでした。
追っかけたくなりましたよ(笑)

No title

紹介文がどれもこれもおどろおどろしいですね笑
Eliza Rickmanで和ませて頂きました。

No title

ティーンさん、このおどろおどろしさがたまらんでしょう~

彼女、いいでしょう~とても気に入りました。

No title

sho*ha*ng*5さん
写真にある小説?は
何時頃のなんですか?
亡くなった祖父が、角田喜久雄の
「風雲、将棋谷」を
なんども読んでいたのを思い出しました。
また、実父はこれらの本を
読んでいた記憶ないんです。
sho*ha*ng*5さんのほうが
実父より
文学青年?なのかも。

No title

まりっぺさん、主に戦前の青少年向け冒険活劇です。

同世代でも、この手の本に手を出していたのは少数派です。
はしりだったから。
むしろ後の世代の方に浸透したと思います。

ナイス有難うございます~

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

showhanng55

Author:showhanng55
マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

月別アーカイブ

全記事表示リンク

フリーエリア