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マンディアルグ「ビアズレーの墓」限定本・・・Strawberry Window









マリアンヌ・フェイスフルとアラン・ドロンが演った映画「あの胸にもう一度」。

ストーンズファンなら誰でも知っているはず。

映画には原作があって、フランスの小説家、ピエール・ド・マンディアルグの「オートバイ」。

そのマンディアルグが、アレクザンダー・ポープの「髪の毛盗み」に添えられたビアズレーの挿絵にインスピレーションを得て書いたのが本書。




あとのことはネットをお探しください。

いくらでも記述が転がってます。

エロスと耽美の世界です。








箱入り上製変形本。

本文全ページ2色刷り。

ビアズレーの挿絵10葉。

本文92ページ。


翻訳者・生田耕作。

発行所:奢灞都館(さばとかん)

限定950部中、516番。





奥付の発行年は1898年になっているが、これはビアズレーが没した年。

生田先生のこだわりと茶目っ気が垣間見える。

本書の実際の発行年は1973年。

定価が2,500円なんだけど、この当時でも限定本としてはずいぶん安い。

学生が無理して買える値段だった。


ネットで古書価を調べたら、並本で4桁になっていた。

びっくり。

手放すつもりはないけれど、購入価格の4倍以上ってのはとても嬉しい。

一応ご覧のような美本で保存している。



奢灞都館からは、3年後の76年に、箱なしの普及版が出ているらしい。

知らなかった。
















「サマーオブラヴの時代のサンフランシスコで埋もれきった本物のオブスキュア・へヴィガレージサイケバンド! プライヴェートプレスどころか当時は何も残さずに終わり、近年になってメンバーのクローゼットから出てきたマスターから作られたというライヴを含む未発表音源集がこちら。JEFFERSON AIRPLANE、初期MAD RIVER、BUFFALO SPRINGFIELD、QMSなどの西海岸好きは必聴です!!」

と、レコード屋さんの謳い文句にある STRAWBERRY WINDOW。

ちょっと長いが Steve's Thing という曲を。




















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コメント

No title

おぉ('∀`) ビアズレーは大好きで画集や挿絵の付いた本を
集めてるけど、これはお宝ね凸なんて綺麗な状態なのかしら♪♪
A・P・ド・マンディアルグのは澁澤先生や生田先生の訳も素晴らしいわよね♪♪いいなぁ('∀`)
Strawberry Windowは独特な世界にトリップできるようなヘヴィ感とサイケな印象が感じるわね~♪

No title

発行所の名前がとっても気になります(笑)

Strawberry Windowってなんかガールズバンドっぽい名前とはウラハラにねっちこいまでにやりもやったり10分の長尺!!こういう音楽ってメンバー同士の呼吸とか間合いとかすごく大切なんでしょうね。以前はこの手のが苦手だったのですが、最近ワクワクしながら聴けるようになりました♪

No title

joey さん、ビアズレーの絵は惹きつけて止まないですよね。

集めてるのか~

普及版だったら差し上げたけど、これはダメ~ケチなのだ(爆)

渋澤さんはひとつしか訳してなかったんじゃないかな??
記憶だから不正確だと思うけど、生田さんの訳がほとんどだったと思う。
ボクが最初に読んだ{余白の街」という河出から出ていた本も生田さんの訳でした。

このバンド、すごい実力だよね。
ドラムの人に釘付けになりました。
もちろん、バンドとしての音も最高なんだけど。
こんなバンドが、21世紀まで埋もれていたというのが不思議です。

この曲が一番へヴィー。
他はもっとフォーキーで軽やかな感じです。

ナイス有難うございます~

No title

のぶさん、この版元、のぶさんの街にあったんですよ~

これだけ長尺になるとインスピレーションの箇所が多くなるはずだから、呼吸が合わないと全くダメでしょうね。
以前はだめだった^(苦笑)

ボクが中学から高校の頃に誕生した音なので、当時は夢中になりましたよ~

わくわくしながら聞けるようになったのは嬉しいことです~

No title

これも素敵な感じの本ですね^^

並本で4桁のプレミアも凄いですね^^

音楽はドラムがカッコいいです^^
ナイス!

No title

「ビアズレイの墓」は1989年にも別装丁で再刊されています。

奢覇都館の御手本は、ホガース・プレス(ヴァージニア・ウルフとその旦那がやっていた小出版社)で、廉価でも洒落た装丁の書籍を、というのを読んだ覚えがあります…

渋沢訳のマンディアルグは「大理石」の他「ボマルツォの怪物」やピエール・モリオン名義の「城の中のイギリス人」もありました。

マンディアルグは波長があわずあまり読んでいないが、珍しく爽やかな?「海の百合」は好きな作品でした。これが最初の翻訳単行本 ?品田一良氏の訳文も良かった…




海の百合 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ 人間の文学 河出書房新社 1966

No title

ゴールドさん、古書価暴落の時代に、4桁ってのはすごいとびっくりしました。
なんで人気があるんだろう??

ね、このドラムはすごすぎますよね~

ナイス有難うございます^

No title

weirdoさん、89年にも再刊されたんですか。
それも奢覇都館版なんですね。
生田さんはよっぽど気に入ってたんですね。

ホガース・プレスをお手本~
なる~るほど。
久々にその名前を聞きました(笑)
言われなければ思い出すこともなかったです(苦笑)

「大理石」の他「ボマルツォの怪物」、そうです。例の桃源社版集成に収録されてました。

「城の中のイギリス人」は記憶にないです。

「海の百合」はほかの人の翻訳でしたか。
題名しか覚えてないけど、面白かったんですね??

No title

STRAWBERRY WINDOW、このWorld in soundのアルバム以前に、90年代にでたBig beatのWhat A Way to Come Downどいうコンプにニ曲収録されていました。

Frumious Bandersnatchのメンバーが加わって、Dandelion Wineと改名してEPを出していますが、こちらはリイシューされていないようです。

Frumious Bandersnatchも割合知られたバンドで、当時EPを出していました
youtube.com/watch?v=EvHDG0BXf2c

No title

weirdoさん、レコード屋さんの記事をそのまま信用してたので、21世紀まで埋もれていたんだと思ってました。
90年代に現れたんですか~!

投稿者がそのEPのことを書いてたので知ったんだけど、まだ聞いてないです。
こちらは結構知られていたんですね~

情報有難うございます~

No title

yan_yanさん、その辺の問題意識はとらえ方が一緒だと思います。
文系的素養って、直接的には世の中の経済的利益には何の役にも立たないわけだけど、実は違うんです。
文系的素養があって初めて、全く異なる知識にも対応できると思うんです。
文明開花期の日本人なんて理系人間は1人もいません。
算術を叩き込まれたんじゃなくて、漢文を叩き込まれた人たちです。
そこんところが、いま、まったく理解できてないのは不幸の極みですね。

大学の比較の話になると、また長くなるのでやめます。

No title

(⊹^◡^)ノo゚。*こんにちわぁ~*。♡

いつもありがとうございます

本離れしているけれど

図書館が近くになるので

極力本を読むようにしています(´▽`)

No title

こんにちは~。

↑わぁ~なんか難しいやり取りで着いていけません。
でも、読んでいる十面白く読み進んじゃっta

No title

風子さん、いやいや、ときどき難しいやり取りをすることもあるけど、基本、ここはおばかブログだから~(笑)

ナイス有難うございます~

No title

邦訳書誌を調べたところ「オートバイ」初版は1965年なので、「海の百合」より早いですね。

それから、ビアズレーの墓(マンディアルグ著 生田耕作訳)は、 現代世界文学の発見 学芸書林の性の深淵 / 渋沢竜彦 編(1970)にすでに収められていました。

黄緑色の外箱の目立つ本でした…

「オートバイ」は未読なのですが、著者自身がビュトールの「心変わり」の影響が大きい、と語っている!自分はヌーヴォー・ロマンに近い位置にいるとも。

それはともかく、「海の百合」を久しぶりに手に取ってみましたが、「まれなほどあざやかな色彩とかぐわしい香気とにみちている」(解説より)のを再確認しました。

訳者の品田氏は1968年にマンディアルグを訪ねていて、その話も興味深い…

No title

weirdoさん、映画よりも早くに翻訳されていたんですね~

学芸書林のその本、書影がなかったので、見かけたことがあったのかどうか分かりませんでした。

訳者の方は実際にマンディアルグに会ってきたんですね。その印象記は面白そうですね。

このころヌーヴォーロマンが流行だったので、そう言ったのかもしれません。
ボク自身は、同じような感覚で読んだ記憶はないです。

No title

東洋経済に自分で本を選べない大人の記事が出ていましたよ。
自分が何に興味があるのかが分からないらしいです。

長いインストだけど飽きずに聴けました♪

No title

ティーンさん、え~信じられない話だな。
いっとき自分探しってのが流行ったけど、行き過ぎて、見失ったのかな??

このバンドのドラム、すごかったでしょう~!

ナイス有難うございます~

No title

この時代の挿絵画家、物凄く好きなんです。
ため息ものだ。

線画は白黒だからいいんだって思うけど、童心に帰って「ぬりえ」したい気持ちが出てきちゃいます。

No title

春車さん、この本にだけは塗り絵をしないでくれえ~
絵を眺めているだけで、幸せな時間が流れていきますよ~
だから本好きは止められないんですね。

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マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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