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ますむらひろし「アタゴオルは猫の森」初版本・・・・ウラジミール・ヴィソツキー











ますむらひろしも75年の「ガロ」に、「ヨネザアド物語」で突如現れた。

デブ猫のくせに酒好きの「ヒデヨシ」君だの、人間の「テンプラ」だの、独裁国兵士の狼だの竜だの呪文などで、たちまち夢中になった。

が、「ガロ」ではこの作品は中断してしまった。

完結したのかどうか、ボクは知らない。



77年から「月刊マンガ少年」に、不思議なメルヘン「アタゴオルは猫の森」が連載され始めた。

主人公はやっぱり「ヒデヨシ」と「テンプラ」だ。

この作品も長い間描き継がれて長寿作品になってるようだが、全部は読んでない。


昭和53年(1978年)、それまでのますむらひろし作品を網羅して「朝日ソノラマ」から発売されたのが写真の1冊。

箱入り上製本で430ページ。

冒頭の32ページだけ2色刷り。

定価は2,500円。

もちろん初版だ。


収録作品も拡大すれば読めるようにしておいたが、中断した「ヨネザアド物語」が最後に収録されているのが嬉しい。















偶然聴いたソ連の音楽。

「ナガサキ」の単語が出てくるので興を覚え、調べた。

ウラジミール・ヴィソツキーという38年生まれの詩人で俳優でソングライターだという。

骨の髄から反体制派の芸術家だったので、生前(80年没)には1枚のレコードも1冊の詩集も出版されることはなかった。
国家によって禁止されていたのだ。
が、彼の歌はカセットテープのダヴィングを重ね、ソ連中に広まったそうだ。

国家に魂を売り渡す国家主義が最近の風潮なので、ロックファンならジミヘンの言葉を胸に刻みつけて欲しいので、この人を取り上げることにした。

タイトルは「長崎からの女の子」という意味だそうだ。





















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コメント

No title

ガロ読み返したいのですがなかなか当時のものは高額で 池袋のまんが喫茶でかなり読みこんだんですが。

No title

おぉ~っ。 ヴィソツキ~ やはり 有名何ですねぇ~っ。

No title

何かって言うと最近は戦うとか、勝ち負けの漫画が多いけど
60年代、70年代の漫画は小説のように想像力をかき立てられるような
漫画も多くて好きです。日野日出志とかのような
ホラー系は読みませんか

No title

「ヒデヨシ」と「テンプラ」というのが何気に懐かしい(笑)
ますむらひろしの絵も♪
ガロは、ちょっとお兄さん方が読む本だったので、ちらっとしか読んでません。
ちらっとでも読みたかったんですよ~

No title

ずっと昔に登場人物を猫化した銀河鉄道の夜のアニメ映画がありましたが、それを思い出しました(^_^)
また、ウラジミール・ヴィソツキーの話を聞いて、ヴェルヴェットアンダーグラウンドの歌詞やカセットテープを配って、ビロード革命を果たしたチェコスロバキアのハヴェル大統領を思い出しました^_^

No title

のぶさん、ジョバンニが猫だったマンガですね。
その話を snow さんとしたばっかりなので、この漫画を持ってるのを思い出したんです。
探し出してきて、今日記事にしました。

音楽は全体主義に対する手段として、有効だと思います。
日本の今の全体主義の流れがどこまで行くのか分からないけど、最低限、ジミヘンやジョン・レノンファンのようなロックファンだけは音楽で抵抗してもらいたいと願ってます。

No title

この人は宮沢賢治の作品を漫画にしてるのが
印象的だったけど、その前にも猫ちゃんの漫画を描いていたのね♪
これは面白そう~('∀`) 私も図書館で探してみよう♪
ウラジミール・ヴィソツキーは初めて聴いたけど
大きく取り上げられる事がなくても
こうやって音楽で精神を広められるのは
意味がある事だと思うわ凸

No title

ホフナーさん、な~るほど。そういう経緯があったんですね。

ソ連時代、禁止されていたビートルズの「骨レコード」の話を伺ったのもホフナーさんからが最初でしたっけ??

全体主義国家(=独裁国家、軍国主義国家)は、一握りの権力者に多数の国民が奴隷のように仕える体制だから、権力の中枢にいる人間はなんでも出来ます。
その外務大臣に腹を立てるより、そんな危険な体制にならないように常に権力(=国家)を監視するしかないでしょうね。

No title

ホフナーさん、ペレストレイカ時代のレコードなんですか~?

時代資料として1枚くらい持っていてもいいかもしれませんね~

No title

この漫画は小学生の時図書館で見た事あります^^

その時なぜか近くにいた女子高生にコーラをおごって貰った思い出があって、たしか瓶コーラが70円だった記憶も残ってます^^
ナイス!

No title

「ヨネザアド物語」は完結していません。

青林堂に勤めていたときに、ブロンズ社で書きおろしの絵本を出さないか、といわれて、「青島猫コスモス紀」に集中するために連載を打ち切ったそうです。青林堂も辞めて、絵本だけに精力を注いだ、とのこと。

ところで、このひとのデビューは、「少年ジャンプ」です。手塚賞の準入選の「霧にむせぶ夜」。

猫が人類を絶滅させる話で、筒井康隆の年間ベストSFにも選ばれていて、それで読みました。ブラックな味わいが強烈でした。

No title

ジャンプには、何度か持ち込んだみたいですが、もう載せてもらえなかったらしい…

没になった「星降る夜の天使たち」は、たまたまコピーを取っていたので、残っていた作品ですが、ヒデヨシが登場していました。

ガロに投稿した「1975」が第二作と云いますが、年代的にはどちらが先かわかりません…

「1975」は、ひろしくんと猫がヨネザード交響楽団初の東京公演を聞きに行く話で、面白い…

指揮は、サンダンス・キッド、プログラムは、ロバート・ツィンマーマンのハモニカ独奏と交響曲「総理大臣の死」!前座がマウンテン、猫がレズリー・ウェストのファンというのがいいですね。

No title

続き

>「ヨネザアド物語」
もし、書きおろしの話がなければ、「少なくとも天馬軍とヨネザアド軍そして嵐牙党との戦いは描かれただろう」とのことですが、まあ一応この結末で、終わったようです…

「テンプラの髭はロバート・レッドフォードが演じた(サンダンス・)キッドに感動してのこと」だそうです。なるほど…

>ゴシック系の初版本、楽しみにしています…

No title

ホフナーさん、ユーゴスラヴィアEP盤ってのがビートルマニアの間では有名なんですか~へえ~またまた知らないことを・・ほんとに底なし沼ですね~

No title

ホフナーさん、写真集にも出てこない建物ジャケのレコードって、ほんとはとても貴重なブツだったんじゃありませんか??(←と、悔しがらせておこう~

No title

weirdo さん、ヨネザアドの前に3作あることになりますね。どれも読んでないなあ~
今なら何かに収録されているんですよね。

マウンテン~! 懐かしい^バンドが出てきましたねえ(笑)
相撲取りのレズリー・ウェストも亡くなったんでしたよね。

No title

かのんさん、この人の絵、メルヘンなので若い女性にもお勧めです。
いい機会だから、是非手にとって読んでみてください。

「くろまろ」は地名~へえ~面白い~~

夏ばてしないように頑張ってください~

ナイス有難うございます~

No title

> sho*ha*ng*5さん
これはですねぇ~っ。 ファンにとっては 憧れの盤なのですょねぇ~っ。 挿し絵でして 人工衛星を描いたジャケットと為っております。 ですので 非常に高いのです。 お店の人に これは 安い紙質のジャケットなのを 綺麗な状態で保存されている事自体大変なんだと言うのを 言われております。
そぅ何ですょねぇ~っ。 Beatles の盤に関しては 皆さん 泥沼だと言われておりますが 人に 御話しする場合 必ず嫌がる方が多いので 1つ1つ 出来るだけ知っている限り 御話しして行く所存でおります。
しかし 鮫が出て大変ですねぇ~っ。‼ 丁度夏休みで 誰も 泳げ無く為りますょねぇ~っ。 纏まって来るとはねぇ~っ。 ふ~む。 はんぺんにして食べてしまえばと思いますが

No title

ホフナーさん、人工衛星のジャケ~!
へえ~それは写真だけでも見たいです。
写真はお持ちなんですよね。


急遽、今日は茅ヶ崎から厨子まで、遊泳禁止になったそうです。
サメは怖いですよね。
日本でこんな話が出たのは始めてじゃないですか??

No title

本当だ!ヒデヨシとテンプラだ!
なんだか、本格的にこの二人の出てくる本を集めたくなってきました。
いいですよね、この世界観。
私は月見姫が好きなので、今のアタゴオル玉手箱も集めたいですが、
この猫の森もよさそうですね。
なんだか未知の世界が待っているようでわくわくします!

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マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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