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浅川マキの世界、帯付きレコード









マキさんの1stアルバム「浅川マキの世界」は70年の発売だが、A面はスタジオ、B面はライヴの構成になっている。

問題はこのライヴの中身で、実は68年のもののようだ。

68年、寺山修司に見出された浅川マキは新宿の蠍座で3日間のライブを行い、一気に知名度を上げて歌手として成功した。

「蠍座実況録音曲構成--寺山修司」のクレジットがあり、ボクは長い間、曲と曲の合間のインタヴューやら拍手やら音響効果のみ蠍座の録音を使い、曲そのものはスタジオ録音だと思い込んでいたが、今回調べたら、どう解釈しても上記のような結論に達した。

蠍座は新宿伊勢丹の道路を挟んだ向かいの一角にあり、近くにはATGシアターがあった。

60年代アングラの聖地というイメージがあって、土方巽の暗黒舞踏なんかもやっていた。

しかし、ボクは入ったことはない。

場所を知っているだけだ。

ボクが新宿に生まれて初めて足を踏み入れたのは71年。

19歳のボクには新宿という街がなんとなく怖く、蠍座もなんとなく入るのをためらってしまった。

1,2年後にはなくなったのだから、今から思えば残念なことをした。

だから、中学高校時代に、雑誌を通じて憧れていた場所を目にして記憶に残しただけだ。







邦盤コレクターの間では帯ありと帯なしで一桁の差でレコードが取引されているらしい。

ボクは帯は全部捨てていたので、惜しいことをした、と思っていた。

だから、帯ありの当時のレコードが出てきたので、わざわざ帯ありと書いたのだ。


が、実は、この文句は釣られてやってくる邦盤コレクターをだますための詐欺だ。

このアルバムはロングセラーになったので、初版プレス以外は高値がつかないはずだ。

初版プレスはEP-7767のレコード番号。

ボクのは71,2年ごろに買ったのでETP-8188のレコード番号。

増刷分ってわけだ。



同じレコードがもう1枚あった。

買ったことさえ忘れていた。

当時1800円の定価だったレコードが2300円になっているので、70年代後半に買ったんだと思う。

なんで、買い改めたのか理由は定かじゃない。


もう1枚は、マキさんの2枚目。71年リリースの「MAKIⅡ」。

幼いマキさんの写真の裏に歌詞が印刷されている。


ボクが買ったマキさんのレコードはこれで全部だ。



蠍座ライヴの音が見つからなかったので、紀伊国屋ホールのライヴで「ちっちゃな時から」。

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コメント

No title

ああ!!俺は小学生の時に彼女のブルースに
生で出逢い!!こんなまじめな大人になりました。

俺の子守歌は淺川さんでした。
最高の記事です。

No title

このアルバム、持ってましたよ。
懐かしい♪

No title

sido さん、なに~!!
小学生のときにナマのマキさんに出会ったんですか~!!

なんちゅうませた・・いやさ羨ましい子供だったんだ~

ナイス有難うございます~

No title

snow さんも持ってましたか~!!

彼女はこの1stが最高ですよね。
そんなことを言ったらマキさんのコアなファンに石を投げられるけど~

ナイス有難うございます~

No title

珍しい!師shoが洋楽以外なんて!!
私もこの人よく聴きました
「ちっちゃな時から」「かもめ」大好きです。
「ティンパンアレイ?」なんてのもありましたっけネ~。
ATGシアター懐かしい!
この頃よりちょっと前までは東口もちょっとヤバかったけど
オモシロかったですよネ。

No title

チャミきんさん、この人は大好きで、当時入れ込んでたんですよ。
「かまもめ」もこのアルバムです。

ティンパンアレイは細野晴臣がやってたバンドですね。
ボクは彼らそのものは聴かなかったけど、彼らがバックを努めた雪村いづみのCDなら持ってます。

ATGシアターは70年代いっぱいあったと思います。
東口といえば、「風月堂」には足を踏み入れましたか??

No title

カラオケで「かもめ」を歌った若い頃、それなりの経験をしていないと歌えない歌だとわかりました。今ならOKかも~。へへ。

No title

アリソンさん、ははは~そんな告白していいの(爆)

「かもめ」は男には歌いづらい曲ですね。
音程に幅があるんですよ。
ボクは男にしては歌うときのキーが高いほうだから、マキさんと同じキーで歌うんだけど、絶対歌えません。
「夜が明けたら」は自分の歌にしちゃったので、ソウル風に歌ってます。
レコーディングしたいくらい上手いんですよ(爆)

No title

浅川マキ、大好きです!
この青い帯のレコードも持ってました。
「かもめ」は私の十八番です
「愛さないの 愛せないの」「朝日のあたる家」絶品だと思います。
10代の頃、彼女に憧れて声をつぶそうと煙草すったりもしましたが、
酒やけも出来ず、キンキン声のままでした。 ^^;

No title

おはようございます^^
これまた知人で、浅川マキのすごく好きな人がいます^^
確か「house of the rising sun」をカバーしていませんでしたっけ?
ただいま「ちっちゃな時から」を聴いています♪
鼻にかかっているような気だるいアンニュイな感じがすごくいいです^^
朝ではなく、昨晩のうちに聴いておけばよかったです(笑)

No title

おぉ('∀`) マキさん♪凸♪
彼女の独特な雰囲気は大好き♥私は完全、後追いだけど
寺山さん絡みで聴きました♪♪
この世界が似合う女性ってナカナカいないし
その時代だから生まれた歌詞の世界よね~('∀`)

No title

sally さんも「かもめ」を歌ってますか~

声をつぶそうと・・・ははは、つぶれなくてよかったですよ~

彼女の歌はどれもこれも胸にじんと響きますよね。

ナイス有難うございます~

No title

のぶさん、「朝日のあたる家」は一番下の2枚目のアルバム「MAKIⅡ」に収録されてます。
スタジオ録音盤なんだけど、この曲のみ、花園神社で行われたライヴの録音です。
ここで聴ける、ノブヨシ・ハギワラっていう人のアコースティックギターにしびれたものでした。

朝聴く人でないのはたしかです~

ナイス有難うございます~

No title

joey さん、実家にも何枚かあるでしょう~

寺山修司は本人も天才だけど、他の人の才能を見抜く力もすごいですね。

歌詞の世界は時代にも左右されるけど、寺山さんやマキさんの個人的才能に負うところが大きいと思います。

ナイス有難うございます~

No title

チャミきんさん、だめ、分からない。
ガソリン・アレイというと、ボクはロッド・スチュアートのブルージーな曲しか思いださないから(苦笑)

一度だけは覗いたことがあるんですね。
フーテンのたまり場時代ですよね。

三峰って洋服屋さんでしたっけ??
その裏通りに安い(たしか120円だったかな??)天丼屋さんがあったのなら覚えてます。
チャミきんさんが記した2店ともボクは知らなかったです。

No title

師sho、今Uで調べました
まさに、ロッド・スチュアートの
カヴァーだと初めて知りました。
この後「山崎ハコ」も聴いてた時期があります。

そうです!モノホン臭いと言うかウサン臭い連中ばかりでした。

東口正面の後のメンズショップ(懐かしい!)「ミツミネ」です
「三朝庵」は明治通りと当時の御苑通りの角
地下が「ACB」でした。
「船橋屋」は三越の真裏の十字路の角でした。
後、大事なエロ映画館もありましたネ~(喜)
こうして思うと私もフラフラしてましたネ~(笑)
でも、新宿が一番モシロかった頃ですよネ。
師shoのおっしゃる天丼屋さんは記憶にないですネ
定食なら、歌舞伎町の「王城」の隣りか
「三平食堂」またはロールキャベツの「アカシア」くらいですか?

No title

チャミキンさん、え~あの真っ暗4畳半フォークの山崎ハコも聴いてたんですか~!
ボクはそのへんはまったく駄目。

もともとのACBってそんなところにあったんですか~!
71年、ボクが一度だけ行った新宿ACBは歌舞伎町のコマ劇場の近くにありましたよ。
新宿三越ってどこでしたっけ??

エロ映画館といえば、コマ劇場の近くにあった「地球座」しか覚えてないです。

「三平食堂」、懐かしい~
確かならびに「トルコ大使館」がありましたよね。
外交問題になって、トルコがソープランドと愛瞑するきっかけになった。

その裏の通りにゴーゴークラブ「サンダーバード」があったと思います。
ボクは入ったことがないけど、チャミキンさんは覗いたんですか??

「アカシア」のロールキャベツにもお世話になりました。
あのビルの上にDIGだかDUGという名のジャズ喫茶(ロカビリー時代のジャズ喫茶じゃなくて、レコードを聞かせるだけの)がありました。
いろいろ思い出すなあ^(笑)

No title

ここにきて漸くソロのシンガーの方の曲をイイナ~と感じられる
枠が広がりました(笑)男女問わず。。。
早くて煩いだけの音楽はそろそろ卒業かな┐(´ー`)┌
って・・・・それはないかもかな(笑)
浅川マキさんも最近になって良さを感じております。

No title

anzu さん、昔のレコードを1000枚くらい調べて、今でも聴きたいと思うのは2,30枚くらいしかありませんでした。
人間って、どんどん嗜好が変わるんですよね。

マキさんは昔も今も好きな1人です。

ボクもハードでタイトなビートロックからは抜けられません(笑)

ナイス有難うございます~

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マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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