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山之口貘って詩人をご存知ですか・・・Little Phil and The Night Shadows









ファシズムの声が高らかに鳴っているこんな狂った世の中で、山之口貘(ばく)を読む人がいるのかどうか、知らない。

が、こんな時代だからこそ読んでもらいたい人だ。



処女詩集「思弁の苑」に付された金子光春の言葉。

「貘君によって人は、生きることを訂正される」













「ぼすとんばっぐ」


ぼすとんばっぐを

ぶらさげているので

ミミコはふしぎな顔をしていたが

いつものように

手を振った

いってらっしゃいと

手を振った

ぼくもまたいつものように

いってまいりまあすとふりかえったが

まもなく質屋の

門をくぐったのだ












質屋の門をくぐったことがない。


ボクの学生時代、70年代前半まで、日本はまだ貧しかったので、質屋通いをする大学の友人がいた。

彼の話で印象的だったのは、学生街の質屋さんだったので、教科書を質草にできるという話だった。

レコードも質草になったらしい。

コタツも質草になったそうだ。




宇野浩二は布団の中でなければ原稿が書けないと言って質屋に潜り込み、質草に入れた布団の中で名作「蔵の中」を書いた。


















ジョージアの Little Phil and The Night Shadows のルーツは56年に遡るそうだが、音楽性も違うし、メンバーも入れ替わっているので無視。

ブリティッシュ・インヴェイジョン時代の64年、14歳の Phil Rosenberg をヴォーカルに迎え、66年に放った最初のシングルが今日お届けする So Much。

同じ年に別のレコード会社からリリースした Sixty Second Swinger もかっこいいのでどうぞ。

ベトナム戦争が影を落としたせいで(徴兵制の問題)、バンドは69年に解散する。

68年に残したサイケアルバム The Square Root Of Two は長くコレクターズアイテムだったという。






So Much。






Sixty Second Swinger。























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コメント

No title

全集は読んだ事がないけど、貧しい生活の中でも、その風情や
体験を詩に表現してる人だと思う♪
このVo、14歳とは!その歳のピュアさも若さも感じるわね♪
2曲目は好きな感じのギターだけど
1曲目のほうがタイプだわ凸
この頃の時代って徴兵制度とかもあるのよね。
解散とは勿体無い;

No title

joey さん、全くその通りです。
やっぱり感性がいいなあ~

レコーディングのときは15~6歳です。
高校卒業してすぐのレコーディングだとありました。

ボクも So Much のほうが好きです。
ギターの音は2曲目なんだけど・・。
全く趣味がぴったりかぶるから参っちゃうよなあ~

ナイス有難うございます~

No title

山之口貘さん、知らないんですけど、いつごろの方なんでしょうか?
もっと読んでみたいです。

私もSo Muchの方が好みですよ~

No title

この人の言葉は肌感覚と言いますか、肉体を通って出る言葉に思えるんですよね。
簡単には言えないけど、研ぎすまされた感性からの生活に根ざした曇りのない言葉が抽出されると言う感じがする。

No title

山之口貘が自ら詩を読んでいます。
https://www.youtube.com/watch?v=-qTZOdVcElc

No title

carmencさん、「生活に根ざした曇りのない言葉」、上手いことをいいますねえ~
その言葉、ボクも使いたかったよ~

No title

weirdo さん、ヴァージョン違いがあるのは知らなかったですよ。

Patriarchs Of Garage Rock は昔の音源を集めたものだと思い込んでたら、録音しなおした盤なんですね。

貼り付けた音源は、このレコード音源(3分10秒)とも違うみたいです。

コメント欄にサイケLPの音源じゃないないかとありますね。
サイケLPにこの曲がボーナスで収録されているのはアクセスしたNIGHT SHADOWS BAND CHRONOLOGY
Volume 2: The Little Phil Era 1964-1967の記事で知ったんだけど、採り直しているとは思わなかった。

No title

shoさん、こんばんは~遅くなってごめんなさい~

今日は北のほうへプチ旅行に行ってきました~^^
楽しかったw

この方、まったく知りませんでした(^_^;)
曲はどっちもノリノリでイイですね~

あ、雨はやっと落ち着きましたよ~
凸✩~//

No title

もともとのアルバム"The Square Root Of Two" (Spectrum 2001, 1968)でも、シングルの曲に手を加えたり、リレコーディングしているのに加え、

1979年の再発、the Hottraxヴァージョンでかなり remix している。

さらに、ホットトラックスの三枚シリーズCDでも、手を加えているらしいので、とてもややこしい…

The Way It Used To Beに関しては、オリジナル・アルバム未収なので、The Little Phil Era のCDでも、それほど変わっていないと思います。

No title

78年にアルバムを再発してから、リユニオン・アルバム"Invasion Of The Acid Eaters" (1982、ただし新録は片面のみ)を出していますが、これは聴いたことありません…

Pennimanの コレクション・アルバム、Patriarchs Of Garage Rockは、ホット・トラックスのCDシリーズから、選んだものらしいです。

それとは別に、So much シングル・ヴァージョンをシングル(同じくPenniman です)で再発した、ということでしょうね。

No title

やっと見つけたアルバム・ヴァージョン↓

Night Shadow "The Square Root Of Two" So Much 1968
youtube.com/watch?v=0qtLaeJLc38

基本的には、シングル・ヴァージョンに近いです。この時点では、リードは入っていない…

このアルバムは、オリジナルでの、リイシューはありません。

リードがオーヴァー・ダブされたのは、79年リミックスからだと思うので、
前に張り付けたThe Night Shadows - 02 - So Muchはジャケはオリジナルですが、音は79リミックス・ヴァージョンでしょう。

一時期でまわったブートから、アップしたのかもしれません。(ぼくが最初にきいたのも、オリジナル・ジャケで、中身は79リミックスのユーロ・ブートでした)

ホット・トラックスのCD ヴォリューム3では、やはり、リードがはいっていまいたが、79年ミックスとは違うので、結局4ヴァージョンが発売されたといえるのかな?

No title

見た目も凄い本ですね^^

現在の書店ではあまりみない表紙デザインが素敵です^^

音楽もクールで素晴らしい!

ナイス!

No title

シングル二枚(So Muchと60 second swinger)には、文句なしに感動しましたが、
それほどこのアルバムに感心しなかったので、あまり真面目に考えたことがなかっのですが…

しかし、よく調べてみると、オリジナルの曲のオーダー

http://www.soundstation.dk/images/products/large/37/105237-b.jpg

と79年リイシュー
http://ring.cdandlp.com/ubik76/photo_grande/1050274401-2.jpg

では、違うことに気がついた…

ということは、The Night Shadows - 02 - So Much、となっていたので、やはりリミックス・ヴァージョンがソースですね。

さらに、リイシューのライナーを読むと、もともとトータルなアルバム、というより今までの録音に様々に手を加えたものらしい(エフェクト等)…

なるほど…

No title

ゴールドさん、75年の本だから別にすごくはないですよ。

この頃までは箱入りが当たり前だったので、最初の写真は表紙じゃなくて箱の写真です。

音楽、かっこいいでしょう~

ナイス有難うございます~

No title

文学青年shoさん こんばんわ~

詩人さんなんですね
「ぼすとんばっく」という題名だけでドラマを感じますね
で、どんなドラマか・・
質屋がキーワードでしたか
いろんなイメージが膨らみ、ストーリーを想像するのも楽しいわね
物悲しいストーリーか、たくましさを感じるものか、ほのぼのとしたものかは人それぞれでしょうね

本の写真を見るとイケメンですね
服装の感じでは そんなに昔の人ではなさそうね
質屋に足を運んだ年齢や時代を想像するとまたドラマが展開しちゃいます

No title

チロルさん、イメージが膨らむ詩でしょう。
イメージの膨らまない詩はいくら有名でもつまらないですよね。

昭和40年代までは質屋って、とても身近だったんだろうな~って思うんですよ。
学生時代、何人か質屋の門をくぐってる友人がいました。

写真は多分亡くなるちょい前、30年代初めだと思います。

ナイス有難うございます~

No title

山之口貘さん、初めて知りました。
他の詩も気になったので色々と見てみました。
とてもいいですね。生活苦を書いている詩でも悲壮感は無く
何気ない日常を書いていても生きるという力強い信念のような
ものを感じます。「数学」と言う詩に心打たれました。
「アナキストですか コムミユニストですか 僕なんです」
まさに!と共感しました。

No title

anzu さん、初めてでしたか~!
この人は、他人をけなしたり、怒鳴ったりしないので好きなんです。

ナイス有難うございます~

No title

知らなかったです

勉強になるなあ~(^O^)

('∇^d) ナイス☆!!です

No title

カノンさん、素敵な詩でしょう。
是非読んでみてください。

ナイス有難うございます~

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マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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