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70過ぎてレコードデヴューしたお爺ちゃん2人・・・T.D.Bell and Erbie Bowser



大昔(08年)に書いた記事をそっくり載せる。

Uに音源がアップされたからだ。

ホントは爺ちゃんシリーズその④の手抜きだけどね(苦笑)






珍しい(超マイナーってことだけど)ブルースのCDがあるので取り上げる。

2枚の写真を見て欲しい。
この2人、写真当時70歳を超えているのだ。

左側に写っている T.D.(Tyller Dee)Bell が22年生まれの70歳、右側の Erbie Bowser が18年生まれの74歳なのだ。

そして92年リリースのこのアルバム(CD)がファーストレコーディングなのだ。

おっどろいた!
アメリカのシーンってのは懐が深過ぎて、想像もつかないよ。

ベルはシカゴブルーススタイルのギタリスト、アービー・バウザーはブギウギスタイルのピアニスト。

49年に知り合い、テキサス州オースティンのブルースハウスでその頃から活動していたらしい。
オースティンは当時から音楽の盛んな街だったらしく、現在ライヴハウスの数は100を越えているそうだ。
ベルはキャディラックスという自身のバンドを率いていたそうなので、常に一緒という訳ではなかったようだが。

50年代にはベルは、オースティンを訪れたB・B・キングやフレディ・キングと同じステージにあがったこともあるという。
60年代末にベルはセミリタイアし、80年代後半に復帰。
そして92年に彼らが出演していたライヴハウスのオーナーの後押しを受けて(Spindoletop Records)レコードデヴューを果たしたというわけだ。

15曲収められており、ジャジーなブルースが3分の1、残りはモダンブルース。

ジャジーなブルースってのは、たとえばジミー・ラッシングのような音です。
年季が入っているだけに2人のプレイはスゴイの一言。

ヴォーカルは主にベルがとっているが(バウザーがとっている曲もある)、こちらはお世辞にもうまいとは言えない。

ギタープレイは絶品。
早弾きでもないし、超絶技巧でもないが、柔らかいタッチのいぶし銀って言葉がぴったりのプレイ。

絶品といえば、Mel Davis という人がブルース・ハープで何曲か参加しているのだけど、このハーモニカも絶品。

バック陣も地元のローカル・ミュージシャンだと思うんだけど、ドラムもベースもうますぎて、アメリカは広すぎるなあ、と恐れ入る次第。
さすがにUチューブに映像はなかったけれど、アマゾンでこのアルバム中5曲が試聴できるので、興味のある方はぜひお試しください。
コアなブルースファンだけに独占させておくのはもったいない。
バウザーが95年、ベルは99年に亡くなっているので、彼らの演奏が楽しめるのはこのCDだけです。




この記事を書いたのが08年7月。

その2カ月後に動画が投稿されていた。

なので2人の映像は初めて見る。




高く評価した Mel Davis のプレイも聞きましょう。

3分半くらいから入ってきます。

After Hours

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コメント

No title

年季の入った余裕寂々とした演奏ですね~♪

No title

thiwrodiさん、アメリカにはこういうお爺ちゃんたちが埋もれたままたくさんいるんでしょうね。
恐ろしすぎます~

No title

こうしてBluesからBluesロックへと移行していきますね

声を聴いただけで・・・感じる声です

showさんの耳は年季が入ってます
耳が肥えとる
彼らは余裕ですね
聴く側も溶け込んで彼らのペースです
生活の中に浸み込んでいるんだから
上手い・・・惚れ惚れ

one scotch one bourbon one beer・・・聴いてたところです
Bluesの不思議なリズム
一人として同じではないから

bourbonは飲んだことがないんですよ
どんな味なんだろうか

No title

ももちゃん、50年、こんな音しか聴いてないからね(笑)

ほんとに余裕で演ってますよね。
気持ちよく浸れます。

おお~ジョン・リー・フッカーで聴いてたのかな??

バーボンを呑んだことがないとは~!
ま、お酒なんてどれも同じ味だけどね。
酔っ払えば~(笑)

ナイス有難うございます~

No title

やっぱり好きで音楽を続けてる人って素敵ね~('∀`)
このお爺ちゃん達もプロににならない時代の時も
弾くことを辞めずに生活の一部になってたんでしょうね。
若い人が歌うよりずっと味わい深いわ凸
ブルーズは特にそれを感じるわね♥

No title

joey さん、ほんとにそうですね。
プロになるならないは別として、ず~っと演り続けて来た人には味があります。
聞き手の心をぐっと捉えて離さないものがありますね。

ブルーズという世界は、生活(人生)の匂いが特に必要みたいですね。

ナイス有難うございます~

No title

オーデション番組のXファクターのイギリス版で、55歳の人が合格しているのを見て
なんと音楽に対しておおらかなんだろうと思いました。
若けりゃいいってもんじゃないぞっと♪
渋いっすね~♪かっこいいですよ♪

No title

snow さん、向こうのオーディション番組では熟年の人も結構優勝してますよね。
音楽に限らず、すべてのことで、年取ってデヴューしても商売になるってことです。
その点、日本は若いうちにデヴューしないと売れないという固定観念があるみたいで、ある年齢以上になると2の足を踏みます。音楽に限らず、すべての分野で。
社会が成熟してないということだと思うけど、少しづつは変わってきつつあるかもです。

No title

(⊹^◡^)ノo゚。*こんにちわぁ~*。♡

いつもありがとうございます

京都は今にも降りそうですが

其方はどんな感じですか?

とりあえずお昼から出かけようと思っています

いってきまーすヾ(@⌒ー⌒@)ノ

充実した日曜日をお過ごし下さい

No title

楽器とマイクさえ持たせなきゃあ
ちょっと、オシャレなジイさんですけどネ、
ちょっとだったら私でも勝負出来るかな?

恐るべしお爺ちゃんパワー!!!

No title

普段の生活の中に音楽があるのでしょう。
レコード(CD)をリリースしてなかっただけ。
埋もれている優れた音楽は日の目を浴びて欲しいものですね。

No title

カノンさん、今日の京都はどうでしたか??
こっちは1日中上天気でしたよ。

いい写真がいっぱい撮れたのかな??

ナイス有難うございます~

No title

チャミキンさん、マイクだけ持って歌うフリをすればいいんです(笑)
その代わり、JBみたいに踊れないとダメだけど~
余計無理だって~??

ナイス有難うございます~

No title

ティーンさん、全くその通りですね。
埋もれたまま終わった素晴らしいミュージシャンがたくさんいると思います。

No title

After Hoursカッコいいですね^^

ジャケの笑顔も最高~

ナイス!

No title

ゴールドさん、ボクもその曲が1番好きなんです^

心行くまで好きなことして生きてきた満足感でしょうか~この笑顔。素晴らしい笑顔ですよね。

ナイス有難うございます~

No title

最初は、またクラプトン系のハードロックはいった
ブルースだろ?なんて思いましたが
かなりJAZZYでオールドで好みでした。

なんか情けないけどかっこいいB級映画のBGMにあいそうです。
昔の鈴木清順監督みたいな・・・・・

No title

sido さん、60年代に生まれたホワイトブルースと黒人ブルースは違いますね。
淡屋のり子の日本ブルースになるともっと違うけど(笑)

B級映画のBGM、いいですねえ~
鈴木清順ので、パッと浮かんだのが「東京流れ者」です。
撃ち合ったあとに汽車に乗るシーン、たしか主題歌が流れていたと思うけど、代わりにブルースを流しても合いそうですね。

ナイス有難うございます~

No title

初めまして
関連記事から来ました。

記念に足跡残していきます。
ペタリ。

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Author:showhanng55
マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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