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音楽の話を・・・・The Moontrekkers とJimmy Powell & The Five Dimentions






Moontrekkers を取り上げようと調べたら、これまで気づかなかったことを知り、へえ~だった。

ボクが60年代ビートミュージックのマニアになった80年代初めは情報そのものがほとんどなかったので、ブログを始めた当初はできるだけ細かいことを書くようにしていたけど、今では大抵の情報は日本語で手に入るので、マニアックな記事は書かないようにしていたが、今回は少しマニアックなことを書きたい。

というのもその後の60年代研究が爆発的に進んでいるので、80年代リイシュウレーベルの解説ではわからなかったことが次々明らかになり、古い知識しかないボクはびっくりするばかりだからだ。


すこし脅したので息抜きに1曲行きましょう。

The Moontrekkers の Night of the Vampire です。



曲の最後に入る叫び声は有名なジョー・ミークの声です。

曲を書いたのはリード・ギターを弾いてる Gerry Leport という人。

61年のリリースというから、この時彼は16歳。


このバンドには最初ヴォーカルがいて、2代目のヴォーカリストがロッド・スチュアート(ロッドのキャリアの始まりだ)。

ジョー・ミークがこのバンドを気に入って契約するんだけど、彼はロッド・スチュアートのヴォーカルは気に入らない。

ロッドを首にして代わりにキーボードを入れろと要求したので(原文はサジェスチョンと書いてるけど・・苦笑)、バンドは要求を受け入れインストバンドとして見事レコードデヴューを果たすことができた。

ところがBBCが、この曲は公序良俗を乱すという理由で放送禁止。

61年だとまだそんな時代だったんですね。

いまならどこが視聴者に無用の不安を与えるのかさっぱり分からないけど。

にもかかわらず、全英50位を記録したってんだからたいへんなことです。


62年、その Gerry を含む3人のメンバーが脱退。

残った2人は新メンバーを加えてバンドを続け、さらに2枚のシングルを残している。

最後のシングルとなる63年のB面曲がかっこいい。

曲を書いたのはジョー・ミークが送り込んだキーボードの人。

The Bogey Man です。




さてさて、Gerry Leport の方はというと、62年に The Dimentions というバンドを結成している。

このバンドに旧友のロッド・スチュワートがヴォーカルとハーモニカで加わった。

バンドは63年9月、Jimmy Powell のバックバンドになり、Jimmy Powell & The Five Dimentions と名乗ることになる。

Jimmy Powell のことも 5 Dimentions のことも昔記事にしたことがあるが、Moontrekkers とこんな関係があるなんて、初めて知った。

Jimmy Powell のことはどこまで知られているのか、見当も付かないので、気になる方は過去記事へ。





63年暮れにはロッドも Gerry もバンドを抜けたので、ジミー・パウエルとは3ヶ月かそこら一緒に仕事をしただけということになる。

しかし、2人が抜けたあとの66年、Captain Man という素晴らしいナンバーがあるのだ。

モッドスタイルの傑作だ。

未発に終わったらしいが、 Miki Dalon の名前が出てきてまたまたびっくり。

Sorrows の Take A Heart を書いた人だ。


Jimmy Powell and the Five Dimensions - "Captain Man"

















小難しい話に終始したので、罪滅ぼし。

わが家の坊やは何故か塵取りの中が好きなんです。
















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コメント

No title

お('∀`) 音楽ブログになっているわ(笑)
Moontrekkersはジョー・ミークの関わった色んなバンドの絡みで
少し聴いた事があるけどJohn Brown's Bodyとか好きだった♪
この繋がりはへぇ~と思ったわ凸
Night of the Vampireは初めて聴いたけど何処がダメだったんだろ;The Bogey Manはカッコイイわね('∀`)
Captain Manは踊れちゃうようなハッピーな曲ね♥
バンドって気に入った曲があって調べていくと色んな繋がりが
音源が発見できて面白いわよね♪

No title

あ('∀`) わすれた!ニャンコちゃんにもニャいすよ♥
塵取りの中が好きなんて可愛い~♪

No title

joey さん、本当は音楽ブログだったんですよ~(爆)

放送禁止の理由は不安を煽るからだそうです(笑)
タイトルのせいだと思うけど、笑っちゃうよね。

3曲目、めちゃくちゃかっこいいでしょう~
今日一番のお勧めですよ~

そうそう、いろんなつながりが出てきて面白いよね。
おかげで年取る暇がないんだけど~

John Brown's Bodyって??

ナイス有難うございます~

No title

joey さん、自慢の息子にもナイス有難うございます~
可愛いでしょう~

No title

https://youtu.be/OkApANNoW7k

これよ('∀`)♪可愛いけど叫んでるでしょう♪

No title

joey さん、はははは、確かに~
Moontrekkers 名義の3枚のシングルにはこの曲がないので未発かなあ~と思って調べました。

叫んでる Diamond Joe 名義のレコードでリリースされたみたいですね。

No title

60年代の曲を、このようにYouTubeなどでサクッと聴けて、情報を共有できちゃうという・・・なんか時代が変わったってシミジミ思っちゃいました。

中古のレコード屋で物色するのも楽しかったケド。
なるほどイチオシは3曲目なのですね。

No title

イチオシ3曲目なのはよくわかる

ロッド・スチュワートとは!ちょっと聴いてみたいかな。
音はけっこうクリアですよね。
リマスターした音源なのかな。

塵取りの中が』気持ちいいのでしょうか?(=^・^=)

No title

春車さん、ネット社会になって、ホントにありがたいです。
Uがなければ、聴きたくても聴けない音楽が山ほどでフラストレーションが溜まる一方だったと思う。
ボクがのめりこんだ60年代のビートサウンドグループは、マイナーバンドばかりだったので、中古屋さんはほとんど役に立たなかったです。
まだ海外からオリジナル盤を買い集める前の時代だったから。
今は世界一充実してるみたいですよ~

3曲目、ボクはこういうサウンドが大好きなんです。
日本でも人気になったのは、まだ10~20年くらいしかたってないんですよ~

ナイス有難うございます~

No title

snow さん、分かるでしょう~

ロッド参加のこの時代の音源はひとつも残ってないんですよ。
残念ですよね。
メインがジミー・パウエルなので、ロッドはバックに回らざるを得なかったんです。
それで嫌気が差して辞めたそうです。

ナイス有難うございます~

No title

snow さん、ネコって箱が大好きですよね。
陽が射して、塵取りもビニールのゴミ袋も温まるので気持ちがいいんだと思います。
猫の幸せを感じる生き方ですね~

No title

ボクもブログではあまりマニアックな事は書かないようにしてるんですよ^^ブツを紹介してるだけでも同業者にはイヤミに思われるしブロ友さんにマニアックな事言っても興味ないとおもうんで^^

でもこのようなアーティストのマニアックな話は知らないし面白いですよ~勉強になりました^^

音楽もナイス!

No title

ゴールドさん、面白いと興味を持ってくれてありがたいです。
こういう話は同じ趣味の人以外にはつまらないので、世界を狭くしますよね。
細かいことを語らないというのは、正しい選択だと思います。
細かいことは、興味のある人とコメント欄でやりとりするのがいいと思ってます。

ナイス有難うございます~

No title

ウワ━(。・ω・)ァァ━・゚・

ニャンコちゃん

どうして塵取りの中が好きになったんだろ~

興味津々♪

いつもありがとーございます

感謝を込めてლ(╹◡╹ლあったか~いお茶をどうぞ

sho*ha*ng*5さんにとって充実した週末になりますように

No title

カノンさん、塵取りネコ、可愛いでしょう~

いつも有難うございます~
カノンさんこそ、いい週末をお過ごしください。

ナイス有難うございます。

No title

ジョー・ミークがロッドのボーカルが気に入らないって面白いですね。
ずいぶん前、来日した時にロッドと握手をする機会に恵まれました。ファンじゃなかったのですが、やはりスーパースターには後光が差していましたよ。背も高くてカッコ良かったです❤️

No title

ティーンさん、え~!!それはなんと羨ましい~
ボクも取り立ててのファンじゃないけどスーパースターとは握手したいですよ~
後光が射してたってのはわかります~!

No title

3曲目時々メロディラインが悲しき願いを思い出す。
オルガンはやっぱりジミースミスなどの影響を受けてるのかな。
ファンキーなジャズの匂いがチラリありますね。
ロッドがいたんですか~
面白いですね~
写真だけど前列右が少しロッドに似てるように見えるけど別人なんでしょうね。

No title

carmencさん、言ってること分かります~
コード進行が同じかな?

ジミー・スミススタイルのハモンドオルガンプレイは当時のモッズに大人気だったんです。
後年の命名だけど、モッドジャズというジャンルもあるくらいなんですよ。

別人じゃなくて、ロッド本人です。
62年か63年の 5 Dimentions の写真です。

No title

Night of the Vampireの最後の叫びがたまらないですね。ジョー・ミークが叫んでいるんですか~
Captain Man、ゴキゲンで元気が出ます!

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Author:showhanng55
マイナーな60年代ビートミュージックと駄洒落、読書レビュー。

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